カオソビドゥンダガー

　フォビドゥンの背部武装とカオスの背部武装が合体した新たなる武装。カリドゥス改複相ビーム砲、機動兵装ポッド、エクツァーン、ゲシュマイディッヒ・パンツァーを用いた多様な戦術が可能です。これによりオールレンジに対応可能な上、防御面も優れている。

　問題は、同時使用出来る程の技量を持つパイロットがいるかどうかである…。

　さらに特殊武装と火力過多なのでコストがかかり過ぎて量産化を見送った原因の一つである…。

　モビルアーマー形態時のカオスの脚部のビームクロウをそのまま流用している。威力はオリジナルよりもアップしている。

　ビームライフルにビーム砲、実弾にレールガン、遠隔操作ポッド等、フリーダムのパイロットヤマト准将十八番のフルバーストと同じことが可能。

　合計5門の大型バーニアと補助スラスター等により、意外と機動性は安定している。なんならこの航巡形態での運用の方が安定性はあり、評価されている。

　フォビドゥンの近接武器である重刎首鎌「ニーズヘグ」を仕様。オーブの技術とジャンク屋ギルドから提供されたロストテクノロジーにより、実はかなりの切断力と威力を持っているが、これがコストのかかる要因の一つである。

　機動兵装ポッド（MA-81R ビーム突撃砲、AGM141 ファイヤーフライ 誘導ミサイル）を流用。連合、ザフト、オーブ3陣営のドラグーン・システム。どれがどのように採用されたかは不明だが、簡易版なので訓練すれば誰でも扱えるのは確かであるが、量産するにはやはりコストがかかる。

　カオスの高エネルギービームライフルと巡航機動防盾（MMI-GAU2 ピクウス 76mm近接防御機関砲）、そしてフォビドゥンの牽制用実弾115mm機関砲「アルムフォイヤー」等、腕部の武装は充実している。
　ダガー系の頭部には連合軍およびオーブ国防軍の戦艦、MSに標準装備される近接防御機関砲75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」が搭載。

　トリッキーな戦法として、脚部のビームクロウを展開しての挟み込み切断攻撃や、キックも可能。腰のサイドにはヴァジュラ ビームサーベルを携帯しているので、近接戦闘にも対応出来、この機体の中で一番安定した武器である。