GAT-X105HMR ハイマットストライクⅡ

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2回目の投稿になります!前回投稿させて頂いたGAT-X105HM ハイマットストライクの改修型になります。
↓合わせてみて頂けたらなと思います。

GAT-X105HM ハイマットストライク

X105HMが実戦投入から1ヶ月。宇宙空間を自在に飛び回る本機の戦果は地球連合軍内でも指折りであった。しかし、その間に幾つかの課題が発見される。ボアズ戦役後(劇中地球連合軍が核ミサイルを衛星基地に撃ち込んでたあの戦いです)で戦況が緊迫状態だった事もあり、急遽実働期間中に得られたデータをフィードバックする形で改修が行われた。その方針は簡潔に言うと「長所を伸ばす」事であり、主な改修点は「推進力の強化」と「武装の最適化」の2点である。
X105HMが実戦投入から1ヶ月。宇宙空間を自在に飛び回る本機の戦果は地球連合軍内でも指折りであった。しかし、その間に幾つかの課題が発見される。ボアズ戦役後(劇中地球連合軍が核ミサイルを衛星基地に撃ち込んでたあの戦いです)で戦況が緊迫状態だった事もあり、急遽実働期間中に得られたデータをフィードバックする形で改修が行われた。
その方針は簡潔に言うと「長所を伸ばす」事であり、主な改修点は「推進力の強化」と「武装の最適化」の2点である。
①『推進力の強化』本項にあたって改修作業が施されたのは主に脚部である。これの理由は「AQM/E-X01-HM ハイマットストライカー」の性能は既に当時の技術力で実現可能な限界値に達しておりそれ以上のチューンが現実的でない事と、機体本体にスラスターを配置できる残スペースが脚部のみだった事が挙げられる。その脚部は改修で目を引くほど大型化している。これは新設されたスラスターや推進材等を装甲内に無理矢理詰め込んだ為である。その装甲は納期を優先した結果、フェイズシフトも対ビームコーティングも施されていない通常装甲で構成されており相対的な防御力は下がっている。スラスターユニットとしての役割が強い為、格闘戦における取り回しや被弾などは想定されておらず本機の構造上致命的な弱点となり得るユニットだが、その分改修前と比べて総推進力が約30%増という爆発的な加速力を本機にもたらしている。両脚脹脛のボックス型フレキシブルスラスターも合わせて「デブリ帯を最大戦速で飛行する」、「敵陣深く斬り込んで無数の戦艦の砲撃を全弾回避する」など更なる超高機動戦闘を可能としている。
①『推進力の強化』
本項にあたって改修作業が施されたのは主に脚部である。これの理由は「AQM/E-X01-HM ハイマットストライカー」の性能は既に当時の技術力で実現可能な限界値に達しておりそれ以上のチューンが現実的でない事と、機体本体にスラスターを配置できる残スペースが脚部のみだった事が挙げられる。
その脚部は改修で目を引くほど大型化している。これは新設されたスラスターや推進材等を装甲内に無理矢理詰め込んだ為である。その装甲は納期を優先した結果、フェイズシフトも対ビームコーティングも施されていない通常装甲で構成されており相対的な防御力は下がっている。スラスターユニットとしての役割が強い為、格闘戦における取り回しや被弾などは想定されておらず本機の構造上致命的な弱点となり得るユニットだが、その分改修前と比べて総推進力が約30%増という爆発的な加速力を本機にもたらしている。両脚脹脛のボックス型フレキシブルスラスターも合わせて
「デブリ帯を最大戦速で飛行する」、「敵陣深く斬り込んで無数の戦艦の砲撃を全弾回避する」など更なる超高機動戦闘を可能としている。
②『武装の最適化』
GAT-X105HMの武装はオーソドックスな物で構成されており汎用性に優れていた。しかし本機の機体特性上得意とする戦法は一撃離脱戦、もしくは中距離を維持した射撃戦であるため必然と使用頻度に偏りが表れていた。その為1度武装を見直しし、上記の改修に合わせたフィッティングが行われた。
・『サーベル内蔵型ABシールド』この武装の開発経緯には、上記の使用頻度が関係している。元々射撃戦を想定していた機体の為、近接格闘武装自体は予備武装的な意味合いが強くサーベルの使用頻度の低さは開発班の想定内だった。想定外であったのはシールドの使用頻度である。この時代のMSはまだ発展途上にあり、生存性確保のためシールドの装備はほぼ必須であった。しかし本機に限っては持ち味である機動力で敵機に接近されない所か、敵機からの攻撃を振り切ってしまうという事態が発生していた。つまり被弾回数が極端に少なく(実働期間中観測されたのは肩部に2回と膝部に1回、ライフルの損失回数に至っては0回)、逆に大型化したシールドの重量で機動力が(若干ではあるが)損なわれていたのだった。これを見た開発班は「本機にシールドは不要」と判断したのだが、パイロットの要望で手甲サイズまで小型化した上で引き続き装備される事が決定した。先端部にサーベル発振部を内蔵しており、不用意な接敵に対する近接防御にも対応している。防御性能は初期GAT-Xシリーズの物と遜色なく、サーベル内蔵により「武装の持ち替えによるタイムラグ」を極限まで削ることに成功している。なお、この武装の追加により前腕部側面に接続用の基部が増設されており、非フェイズシフト装甲の箇所は前腕部まで広がっている。
・『サーベル内蔵型ABシールド』
この武装の開発経緯には、上記の使用頻度が関係している。元々射撃戦を想定していた機体の為、近接格闘武装自体は予備武装的な意味合いが強くサーベルの使用頻度の低さは開発班の想定内だった。想定外であったのはシールドの使用頻度である。この時代のMSはまだ発展途上にあり、生存性確保のためシールドの装備はほぼ必須であった。しかし本機に限っては持ち味である機動力で敵機に接近されない所か、敵機からの攻撃を振り切ってしまうという事態が発生していた。つまり被弾回数が極端に少なく(実働期間中観測されたのは肩部に2回と膝部に1回、ライフルの損失回数に至っては0回)、逆に大型化したシールドの重量で機動力が(若干ではあるが)損なわれていたのだった。これを見た開発班は「本機にシールドは不要」と判断したのだが、パイロットの要望で手甲サイズまで小型化した上で引き続き装備される事が決定した。先端部にサーベル発振部を内蔵しており、不用意な接敵に対する近接防御にも対応している。
防御性能は初期GAT-Xシリーズの物と遜色なく、サーベル内蔵により「武装の持ち替えによるタイムラグ」を極限まで削ることに成功している。なお、この武装の追加により前腕部側面に接続用の基部が増設されており、非フェイズシフト装甲の箇所は前腕部まで広がっている。
・『450mm超高インパルス砲 サンダルフォン』新たに追加された射撃武装。右腕と110mm高エネルギービームライフルのマウントラックを介して装備される。「320mm超高インパルス砲 アグニ」を改良した物であり、ザフトが開発したフリーダムの装備する「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」に匹敵する射程と火力を持つ。専用のバッテリーを別個に搭載しており、短時間での本体のエネルギー切れを避けている。余りに高い出力のため射撃可能回数は5発であり本体の超高機動化により問題視されないものの重量が嵩む武装であるため、使用後はそのまま破棄される。本機の爆発的な加速性能を活かして一早く敵陣に斬り込み、補給地点や旗艦の撃破を想定されている。
・『450mm超高インパルス砲 サンダルフォン』
新たに追加された射撃武装。右腕と110mm高エネルギービームライフルのマウントラックを介して装備される。「320mm超高インパルス砲 アグニ」を改良した物であり、ザフトが開発したフリーダムの装備する「M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲」に匹敵する射程と火力を持つ。専用のバッテリーを別個に搭載しており、短時間での本体のエネルギー切れを避けている。余りに高い出力のため射撃可能回数は5発であり本体の超高機動化により問題視されないものの重量が嵩む武装であるため、使用後はそのまま破棄される。
本機の爆発的な加速性能を活かして一早く敵陣に斬り込み、補給地点や旗艦の撃破を想定されている。
上記2点の改修を受けたGAT-X105HMRは第二次ヤキン・ドゥーエ戦に参戦、その過剰なパワーウェイトレシオで多くの敵機を撃破、圧倒する戦果を挙げる。終戦後、機体フレームの損傷が激しく修復不可能であった為データ収集後に破棄されている。以下アピールショット
上記2点の改修を受けたGAT-X105HMRは第二次ヤキン・ドゥーエ戦に参戦、その過剰なパワーウェイトレシオで多くの敵機を撃破、圧倒する戦果を挙げる。
終戦後、機体フレームの損傷が激しく修復不可能であった為データ収集後に破棄されている。


以下アピールショット
敵の補給基地に急襲を仕掛けるGAT-X105HMR。全身に増設されたスラスターにより驚異的な機動力と追従性を誇る。
敵の補給基地に急襲を仕掛けるGAT-X105HMR。全身に増設されたスラスターにより驚異的な機動力と追従性を誇る。
『450mm超高インパルス砲 サンダルフォン』を破棄した後のGAT-X105HMR。本機の機動力を全開に発揮出来る形態で、「青色」が増えた機体色と類を見ない超高機動によりザフト、オーブ両軍から「蒼い流星」の異名で恐れられてた。
『450mm超高インパルス砲 サンダルフォン』を破棄した後のGAT-X105HMR。本機の機動力を全開に発揮出来る形態で、「青色」が増えた機体色と類を見ない超高機動によりザフト、オーブ両軍から「蒼い流星」の異名で恐れられてた。
模擬戦にて両腕のサーベルを発振させるGAT-X105HMR。実戦では近接防御や斬り抜けが主な役割であった為、本機から直接格闘戦を仕掛ける事は無かったという。
模擬戦にて両腕のサーベルを発振させるGAT-X105HMR。実戦では近接防御や斬り抜けが主な役割であった為、本機から直接格闘戦を仕掛ける事は無かったという。

期限前日に滑り込みで投稿!!思ったより格好良く出来て満足してます。

コメント

  1. michaelis 5年前

    現地改修による加速性能向上型ですね。設定とデザインが一致していて、説得力がありますね。
    短納期化を図るための通常装甲の採用は、一見防御力が低下しているように見えますが、更なる被弾率の改善に繋がるため、格段に性能向上してるわけですね。にもかかわらず、パイロットからの強い要望で小型化したシールドが残されたとのこと。泣いてエンジニアにすがるパイロットの姿が目に浮かびます。 パイロットに、シールド要らんだろと説得したい(笑)

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GAT-X105HM ハイマットストライク

GAT-X105HM ハイマットストライク

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