【HG】ガンダムバルバトスルプス【筆塗り全塗装】

ASW-G-08　GUNDAM BARBATOS LUPUS

　鉄血のオルフェンズ第二期の主役MS「ガンダムバルバトスルプス」です。パイロットは三日月・オーガス。１期終盤のグレイズ・アインとの激しい戦闘によって負傷したバルバトスは、提携組織テイワズの本拠地である歳星にて、修復・オーバーホールを受けることになりました。

　そうして新たに生まれ変わったのが、このバルバトスルプスです。”ルプス” とは、ラテン語で「狼」を意味します。

狼の咆哮

　テイワズによる修復を受けて、機体の反応速度や運動性が向上しました。〈阿頼耶識システム〉によって、パイロットの脳を機体に接続させるガンダムフレームですが、ルプスへの改修時にその反応指数を三日月の脳が感じる速度域と完全に一致させているらしいです。つまり、三日月が（こう動け）と思ったら、バルバトスがそのように動くということです。おっかねぇ・・・

　なお、バルバトスルプスの装備する武装も、これまでの三日月の戦闘データをもとにして装備が整えられました。

腕部２００mm砲

　一期の頃のバルバトスでは、大型の滑空砲を使用していましたが、三日月の戦闘スタイルの変化に応じて使用する武装も変化をしていきました。

　左右両腕部に装備された200mmの砲塔は、使用時に銃身が回転して敵機を補足します。近接戦を得意とする三日月がルプスで使用した、数少ない ”中～遠距離用武装”です。

　コンパクトな砲身ゆえに、一撃の威力はさほど高くないようで、劇中ではシールドで防がれると、シールドを凹ませる程度の威力しか持たないようでした。

　しかし、敵機の牽制には大いに役立ちました。三日月は、敵機に向かって高速で突進しながら腕部砲をばら撒き、一気に距離を詰めていきます。ツインメイスと腕部砲の親和性は非常によく、攻撃・防御で二つの獲物を器用に使い分けていました。

ツインメイス

　ルプス形態時に三日月が使用した近接戦闘用のメイスです。シンプルに鈍器で、相手をぶん殴って攻撃します。

　腕部砲で敵機を牽制しながら一気に距離を詰め、ツインメイスで確実に敵機を仕留めていく姿は、「鉄華団の悪魔」の二つ名に相応しい活躍ぶりでした。

チマチマやるかぁ。

ソードメイス

　一期序盤にメイスでMS戦闘をはじめ、終盤には太刀の扱いを習得した三日月。その戦闘スタイルに合わせ、バルバトスルプスの為に新型メイスが開発されました。太刀とメイスの中間のような形態で、バルバトスの機動性を殺さない形状にこだわって設計されました。

ガキィイィン！！！　

　太刀の性質も併せ持つソードメイスは、単なる打突兵器としての運用にとどまらず、関節部分をピンポイントで狙うことで、MSの腕部を根元から切断することも可能でした。

余計な鎖は外してやるから…見せてみろよ。お前の力…！

　ガンダムフレームと阿頼耶識の力。それは人知を超えた恐ろしい力でもありました。機体のリミッターが解除され、MSが本来の性能を発揮するたびに、搭乗者の身体に異常が生じるようになっていきます。失われた身体機能は、MSと阿頼耶識で繋がっている間のみ、その機能を取り戻します。

　阿頼耶識でガンダムに乗ることは、まさに「悪魔との契約」そのものでした。莫大な力を得る代わりに、供物として自身の身体・精神を差し出すのです。

　バルバトスルプスの本来の能力が発揮されたのは、かつての怨敵であるMA・ハシュマルとの闘いでした。序盤のハイライトとも言えるシーンのため作画も凄まじく、三日月とバルバトスの“死闘”を存分に味わうことが出来ます。

　バルバトスは、戦闘を繰り返しながら次々とその姿を変えていきました。私はヒロイックなルプスがバルバトスの中では１番好きです。皆さんは、どのバルバトスが好きですか？？宜しければコメント欄で教えて下さいね(^^♪

最後までご覧いただき、ありがとうございました！！

【追記】皆様、台風は大丈夫ですか？？私と繋がって下さる皆様に、どうか被害がありませんように。祈っています。