【HG】ダブルオーライザー【筆塗り全塗装】

GN-００００　OO GUNDAM

　ソレスタルビーイングが、アニメ１期～２期の間にかけて開発した第４世代モビルスーツ。エクシアとオーガンダムのオリジナル太陽炉を２基搭載した、ツインドライヴシステムを搭載しています。

　パイロットは、もちろん刹那・F・セイエイ。なのですが・・・
1期終盤のアルバトーレ、グラハム・エイカーとの死闘を経て、刹那は行方が分からなくなっていました。その間、なんと4年間！

 　その間にも世界情勢は見る見る動きを見せ、国連軍は地球連邦平和維持軍として統合され、世界は一つにまとまったかに見えました。しかし、その地球連邦平和維持軍には、「アロウズ」と呼ばれる独立治安維持部隊が存在しました。このアロウズには強大な権限が与えられており、反連邦組織と見做された組織には、武力を行使した非人道的な粛清が行われました。

　こうした世界情勢を見て、４年間の沈黙を守ったソレスタルビーイングは再始動します。ダブルオーガンダムを開発しながら。刹那自身はというと、なんとエクシアを自力で現地改修し”ガンダムエクシアリペア”として戦いを続けていました。

　「そんなこと出来るなら、何とかしてトレミーに合流できるやろ！」という視聴者のツッコミを忘れさせるほど、儚くも永久に厨二男子の心をくすぐるエクシアリペア・・・。カッコ良過ぎる機体ながらも、アロウズの最新MSには到底歯が立たず、刹那は新たなる愛機・ダブルオーガンダムと運命の出会いを果たすのでした。

　第４世代モビルスーツの凄さは、劇中の活躍だけにとどまりません。2008年に発売されたダブルオーガンダムは、これまでのガンプラの常識を超えた、驚異的な可動範囲を見せました。ガンプラ界のエポックメイキング・一つの時代の転換期とも言える傑作キットとして世に放たれました。しかも価格は、当時の割引込みで1,000円を切るという驚きの安さ。

GNソードⅡ・ライフルモード

　ダブルオーガンダムのメイン武装。なかなか遊び心にあふれた装備で、刀身を横に向ければライフルモード、盾に向ければソードモードという風に、切り替えることが出来ます。

GNソードⅡ・ソードモード

　刹那の機体と言えば、やはりソードモードが似合います。エクシアのＧＮロング / ショートブレイドを発展させた武装なので、よく斬れます。

　しかし、エクシアに心を奪われていたグラハム親衛隊の我々は、
”なんか物足りない”感を拭い去ることが出来ませんでした。しかし、その物足りなさを払拭する機能が、この二振りの刃には備わっており・・・。
　そして、最終決戦には”あの大剣”も装備して臨むことになります。その紹介も、またいずれ・・・。

刹那・F・セイエイ、目標を駆逐する！！

　ビームサーベルを抜刀するシーンって、本当にカッコいいですよね。いくつになっても大好きです。

GNビームサーベル

　やはりガンダムにはビームサーベルが良く似合います。

GNR-010　O RAISER

　”刹那の考えた最強のガンダム”にも思えるダブルオーガンダムですが、弱点もありました。それは、ツインドライヴシステムの運用の難しさでした。二基のドライヴを同調させることが出来ず、機体が完成しても、刹那がトランザムで強制稼働をかけるまで、ウンともスンとも動きませんでした。

　刹那がパイロットとなった後も、トランザム使用時に不具合が発生するなど「強いけどピーキーすぎてエースにも扱えない」というトンデモMSになってしまいました。

　その問題を解決に導いたのが、びっくりドッキリ支援メカである、この「オーライザー」です。オーライザーとダブルオーガンダムがドッキングすることで、ツインドライヴの制御が可能になり、安定した機体運用が可能となりました。
　パイロットは沙慈・クロスロードという、ガンダムOOの不幸・業を一身に背負う、いと哀れな青年でした。ちなみに、機首の綺麗なクリアオレンジ部分はコクピットではありません(笑)

　このキットも激安で価格は800円でした。ダブルオーと二つ揃えても2,000円いかないプレイバリュー・・・本当に恐ろしいキット達です。

ダブルオーライザー

　ダブルオーガンダムとオーライザーがドッキングした姿。”ガンダムを超えた存在”ということで、機体名から”ガンダム”が除かれました。
　スーパー肩幅を誇る、超武装MSへと変貌を遂げますが、この機体の凄いところは、ここから更に拡張する可能性を秘めているところです。みんなが大好きな”あの大剣”も、もちろん装備しますよ！(^^♪

　最後までご覧いただき、ありがとうございました！！