マラサイ

基本的にはF2にマラサイのパーツを被せる形で構成されています。

ほとんどはパーツの干渉部分を削って接着するのみでしたが、胸部については両者の幅の差が大きかったので、マラサイの背中パーツを基礎として、F2の基部にノコギリを入れ細かく分解したものをプラ板で補強しながら組み込みました。

"F2をベースとした魔改造機である"事をアピールするため、特徴的な胸のT字部分はそっくりそのまま残しています。

シールドの大きなティターンズマークと表記に対して、胸の申し訳程度のEFSF表記。

ティターンズの自尊心と傲岸不遜な私兵の雰囲気の象徴のつもりです笑

ディテール追加は大好きなのですが、ジオン系の流れをくむ機体は曲線的なイメージが重要と考えていますので、あまりパネルライン的なディテールは追加せず小さな凸ディテールの追加を行いました。

同じく鹵獲機の魔改造という脳内設定で作ったハイザックとの2ショットです。

後発のはずのマラサイの部品がザクに先祖返りしているように見えますが……、これは個体差と捉えて頂けますと幸いです。

ジムⅢにはジムⅡから改修された機体や、もしかするとジムやジム改から改修された機体もあるかも知れないという考察やそれに基づく作例は時々お目にかかると思います。こちらも同様に考えて頂ければ！

組み合わせている最中の画像です。ミキシング製作では、何気にこうした各部品の出自が丸わかりの時の方が良く見えてしまってテンションが上がるのは私だけでしょうか……

地味ですがモノアイ周りにも手を入れました。

F2のモノアイ周りに対応するリング状の部品にレールっぽいディテールを追加し、またモノアイのある所は開口して円形のパーツと(この画像では付いていませんが)Hアイズを入れました。

サフを吹いて塗装直接の状態です。