HG 2024.12/01更新

YMS-15 ギャン（まお大佐専用機）

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MY設定第2弾。まお大佐専用ギャンです。
（もちろん完全非公式設定です）

グラナダの司令官室に呼ばれたまお大佐は珍しく緊張しながら入室する。
「新型モビルスーツ『ギャン』を貴官に授ける。貴官なら十分に使いこなせよう。期待している。」
司令官のキシリア少将より授与されたＭＳギャン。
格闘戦に重きを置いた接近戦用のＭＳであるが、次期主力ＭＳとして争っていたＭＳー１４「ゲルググ」に量産化の道を譲っていた。
「既にマ・クベ大佐の手に渡ったと聞いておりましたが・・・」
量産化計画から漏れたギャンは試作機の１機がマ・クベ大佐へ渡ったという話はグラナダ所属のパイロットの間で広まっていたが、同時に試作機の何機かは未だ配属先未定、との噂も流れていた。
「出来レースのコンペに敗れたとはいえ、このギャンは優れた性能を持っている。マ・クベのパイロットの技量は未知数だ。それよりも実績のあるパイロットに預けられるのは当然ではないか？」
名よりを実を取りに来るキシリア少将らしい言葉だ。
「ありがとうございます。必ず使いこなしてみせます。」
こうして宇宙に戻ってきたまお大佐へ新型モビルスーツ「YMS-15ギャン」が配備された。
この頃、地球連邦軍のソロモン攻略戦が始まろうとしていた時期でもあった―。

配備されたばかりのギャンは、マ・クベ大佐へ渡った機体と同スペックであり、武装などの変更もない。
開発元のツィマッド社の技師が「大佐ならあと１０％は引き出せる」との太鼓判を押してくれるが、それはただの世辞だろう。
汎用性に優れるゲルググに量産化の道を譲りはしたが、開発陣のギャンに対する思いは強く、まお大佐の要望に応える用意はできているという。

誘爆の心配はないのか？
ギャンの主武装の一つ攻防一体型のシールド。
速射性に優れるニードルミサイルと宇宙機雷を内装し、ギャン唯一の射撃武器でもあるが、防御した時の誘爆の危険性は捨てきれずにいた。

宇宙に戻ったまお大佐はモビルスーツだけでなく、三隻の巡洋艦が与えれている。
ザンジバル級巡洋艦「サドラーズウェルズ（Sadler's Wells）」を旗艦にムサイ級巡洋艦「ヌレイエフ（Nureyev）」と「カーネギー（Carnegie）」の艦隊を編成し、通称まお艦隊（Mao’ｓ StarFleet）の名で運用されていたが、ジオン軍の敗戦濃厚となった時期に旗艦を残し、残り２隻はアクシズへ脱出している。

かなり前にオリジナルデカールを作成したので、その時のものを貼りました。粘着力が怪しかったですが、何とか貼り付いてくれました。

ツィマッド社の怨念？かやたらとツイマッド社のロゴが貼られている。認識番号「018」は、まお大佐のサッカーや野球の背番号からきているという噂も―。

武器を装備していない状態。

塗装（エアブラシ）
黒：黒下地⇒シルバー⇒メタルブラック
銀：黒下地⇒シルバー⇒パールホワイト

大戦末期からアクシズへ最終的に落ちのびるまで、まお大佐からは次の要望が出ていたという。
１．もっと爆発的な加速力が欲しい。
⇒各部バーニアの追加。
２．突きの動作をもっと速くして欲しい。
⇒手首部分の強化。
３．武器のリーチが欲しい。
⇒ビームサーベルからビームランスへ。出力も強化されている。

最終的にアクシズへ落ちのびた後、「AMX-104 Ｒ･ジャジャ」への機体開発の元になった。

こちらは初期HGUCのギャンをもとに製作。プラ板を貼ったり、パテを盛ったりして、余ったジャンクパーツなどをくっつけました。ビームランスはアクリル棒を削りました。

今となっては家に眠っているギャン・クリーガーをそのまま塗り替えた方が楽だったかなー。プレバン再販しないかな。