狂気バーサーカーガンダム

バーサーカーガンダム

基本装備　ヒートクロー×2

　　　　　ヒートスパイクヒール×2

　　　　　ヒートテイル

　　　　　頭部バルカン×2

　　　　　ベルゼルク・アックス

　　　　　フェンリル・ハルバード

　　　　　ネメアー・チョッパー

　　　　　セベク・モーニングスター

　ノーベルガンダムをベースにしたガンプラ。格闘戦型の近接戦闘ガンプラ。ベースとなった、ノーベルガンダムに搭載されたバーサーカーシステムの常時発動を可能にした事により高機動力による戦闘を実現した画期的なガンプラ。高い戦闘力を持つ反面、機体は常に高温状態にさらされており、各部に取り付けられた冷却ファンによる常時冷却が無ければあっという間にオーバーヒートを起こしてしまう。しかし生じた熱を火器に転用する事で武装の基本質力を底上げする役割もある。神の名を持つ4つの武装を持ち、その荒々しい姿は狂戦士と言う名の獣そのもの。だが本機体の真の戦闘スタイルは肉弾戦であり武装はあくまでも補助である。バーサーカーとは北欧神話でベルゼルクと呼ばれる戦士たちの事であり普段は静かだが、戦いとなると強く恐ろしくなる。

ヒート・クロー

　ハンドパーツの指先に内蔵され、赤熱化させて溶断する。機体の熱を利用する事により、エネルギー消費を抑えつつ高い効果を発揮できる。

ヒートテイル

　獣の尻尾を連想して作られた専用武装。尾の先端、両サイドから露出した加熱部位により敵を溶断する事ができる。手足のような精密操作が可能。

ベルゼルク・アックス

　ヒート・アックス型の軽量型武装。

「ベルゼルク」とは北欧神話に登場する、「熊」を象った異能の戦士たちである。バーサーカーのモデルとされている。

フェンリル・ハルバード

　ヒート・ハルバート型の大型武装。

「フェンリル」とは北欧神話に登場する、「狼」の姿をした巨大な怪物である。邪神ロキの息子の一人とされている。

ネメアー・チョッパー

　ヒート・チョッパー(鉈)型の超軽量型武装。

「ネメアー」とはギリシア神話に登場する、「獅子」。ネメアーという谷に住み着き、人を襲ったと言われている。両親は双方名高い魔獣とされる。

セベク・モーニングスター

　ヒート・モーニングスター型の長重武装。

「セベク」とは古代エジプト神話に登場する「鰐」の頭を持ち戦いの神を母に持つ軍神と称された神。

オオトリ・シノ

　元レディースガンプラバトルチーム「ホーリーリング」のエースファイター。26歳。かつて、その美貌と実力から話題となった伝説のファイター。しかし「第10回ガンプラバトル選手権世界大会」で起きた事件により重度の精神障害を負ってしまい、長らく治療施設に入院していた。彼女の戦闘技術に目を付けたとある研究グループに治療とリハビリの一環と言われ「遠隔操作ファイトシステム」のモニターを進められる。しかしそれは脳に特殊な信号を送り人間の闘争本能のみをバトルに活かすと言う非人道的な実験であった。その結果、彼女は戦闘時、自我を失いまるで荒れ狂う獣のような姿へと変貌してしまう。かつての気品ある美しい姿は見る影もなく内なる恐怖心による狂気に支配されてしまう。

そんな彼女の前に現れたのは、かつて夢を語り合った恋人の姿だった。―――

チーム「ホーリーリング」

　女性人のみで構成されたガンプラバトルチーム。メンバーは、日本人、アメリカ人、ナイジェリア人と多種多様な人種で構成されている。使われているガンプラは「ウイングガンダムゼロカスタム」「ガンダムダブルオーライザー」「ストライクフリーダムガンダム」と天使を連想させる機体で構成され、「天使団」の異名を持つ。しかし数年前突如チームは解散、その後ガンプラバトルの表舞台から姿を消している。