MS-15KG ギャンクリーガー（まお大佐専用機）

0079年12月30日。ソーラ・レイが発射された。
連邦軍のかなりの数が消失したという。
事前にソーラ・レイの発射は知らされていたが、その後の行動について上層部からの明確な指示が来ない。
「今ならグラナダの全軍を繰り出せば、連邦軍の後背、もしくは側面をつけるのでは？ア・バオア・クーの戦力と挟撃もできる―」そう軍議で発言するも全く取り上げてはもらえない。
この挟撃こそが敗戦濃厚なジオンの起死回生の一手ではないのか？
だからといって、独断で出撃しようにも自艦隊の戦力だけで戦えるわけもない。
時間だけが無駄に過ぎていく・・・。

『このままグラナダにいては撤退こそ至難になるだろう。』
いくら主力艦隊を壊滅させたとはいえ、連邦軍の戦力の方が元々上である。
まお大佐は急遽、艦隊の幕僚たちを集め、自分の決断を伝える。
「遺憾ながらグラナダを捨てる。残念ながらジオンは負ける。」
グラナダからの撤退を宣言し、今のうちに水や食料、弾薬等持ち出せる範囲の物をかきあつめ、艦に詰め込ませる。
他の部隊よりも、いち早く撤退準備を整えていたが、アクシズへ向かう集結ポイントにて、まお艦隊は拒絶されてしまい（拒絶されたのはB級戦犯のまお大佐だけなのだが・・・）、どうにか旗下のムサイ級2隻はアクシズに送ることができたが、旗艦サドラーズウェルズは行き場を失い、宇宙を彷徨うことになる。
 

宇宙を彷徨うこととなったが、その間にまお大佐のギャンは様々な改修が行われた。
１．各部バーニアの追加。
２．突きの動作の高速化に耐えられる手首の強化。
３．サーベルよりもリーチの長いランス化。

 

その他装甲などの強化。
現地改修なので、どこまでできたのかは疑問が残る。

非公式ながらMS-15KGの型式番号を付け、ギャンクリーガー(戦士)と名付けることとなる。

それでも、まお大佐の要望する改修ポイントは、ほぼ要望とおりに反映され、漂流生活も何とか無事に生き残り、0083年11月に「星の屑作戦」を支援したアクシズの先遣艦隊の帰路に合流し、ようやくアクシズへと落ちのび、束の間の休息期間を得ることになるのであった。
 

キットのこと。
プレミアムバンダイ（以下プレバン）の限定商品でした。
初めてプレバンを利用しました。
リバイブ版ギャンをベースにしているので、可動などは良好です。
ランスが予想以上に長く、重いです。
私のは大丈夫でしたが、友人のは保持できないみたいで、困っていました。そのかわり私のは両膝から下が油断するとスポッと抜け落ちます。個体差があるのかも。
自立しますが、ランスとバックパックが重くなった分、倒れやすく感じますが、メチャメチャかっこいいので、後悔は全くありません。
あと1機買っておけばよかったなー。
今となっては1人1限定でしょうけど、ぜひ再販してください。
あとＢ型も販売してください。お願いします。
マジでかっこいいキットです！！

まお艦隊所属のＭＳが揃いました。
完全自己満足ですが、なかなかの達成感があります。
今度は0088年版ＭＹ設定もやりたい（勝手にやればｗ）ので、その時はまた懲りずに見ていただけると嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました。