機動戦士Gundam ジークアクス13.2話　トロア-ムラサメ

「 くっ！」

（ ドゥームラサメより安定していると言うのは、ウソか）

「 エイコ少佐、失礼した、明日は、、」

エイコ「ドゥーをやったヤツらを消せば　　　　　

　　　　いいんだろ！ 」

　　　　「 妹の仇も、、」

　　　　「 シャリアブル、赤いガンダム、」

　　　　「 ジークアクス、白磁、、」

ブラン「 仇を討ちたいなら、

　　　　俺の指示に従え！」

　　　　「 指示があるまで、

　　　　　発砲は許さない、それに、、」

エイコ「ワタシの邪魔にならんように、　

　　　　　後ろで観ていろ！！ 」

ブラン「？！なにっ！貴様ぁっ！ 」

脳裏を横切るバスクの声、更に前日

ブラン「 強化人間をワタシの部下にしろ

　　　　と言うのですか？！」

バスク「 今度の作戦は絶対だ」　

ブラン「 ならば、尚更に」

　　　　「ゲーツでも、まともに動かせな

　　　　　かったと聞いている 」

バスク「 少佐！、キミは少佐なんだろ？」

　　　　「部隊の指揮も取れないのが

　　　　　少佐なのかね？ 」

ブラン「 しかし、指示が通らぬ者が

　　　　　いては、部隊は、」

バスク「 手段など、

　　選ばなくて良いと言っているんだ！」

ブラン「 ！」

バスク「 結果さえ出れば、キミは中佐だ」

　　　　「 強化人間など、タダのネジだ、」

　　　　「 使えなければ、更に強化すれば、良いだけだ」

ブラン「、、、失礼します！ 」

バスク「待て、コレを持っていけ！ 」　

ブラン「 ？コレは、、」

バスク「 自爆装置だ、核融合炉を持つあの巨体、さぞかし莫大な功績を上げてくれるだろう、、フフふッ」

ブラン「 ！（ バスク！」

バスク「 何か言ったか？」

ブラン「必ず結果は出します。 」

　　　　（ 俺のやり方でな！）

バスク「 期待しているぞ」

ガチャ、バタン

バスク「あの顔、タマラんなぁ 」

↑部下をイジメて愉しむ最低野郎↓

ブラン（ こいつも、被害者なのかもな）

エイコ「 ！まだ、何かあるのか！」

ブラン「 ちょっと前の俺なら、お前を

　　　　　ぶん殴ってたんだがな」

エイコ「何！？ 」

ブラン「 時間だけは、守れよ」

エイコ「 ？」

ブラン「 取り敢えず、早く寝ろ」

エイコ「 その言い方、父親にでもなったつもりか！？」

ブラン「フッ、お前の父親にだけはなりたく無いな 」

エイコ「 父は立派なお方だ！」

ブラン「 そうか、お前にも好きな人がいるんだな、」

　　　　「 安心したよ」

エイコ「 ちっ！」

ブラン「お前の後方支援をする、 」

エイコ「 ？」

ブラン「邪魔をしなければ良いんだろ 」

エイコ「 わかれば良い、余計な識別は面倒なだけだ」

ブラン「 じゃあな」ガチャ

エイコ「 忠告しといてやる」

ブラン「 ？」

エイコ「 スパイに気を付けろ」

ブラン「 ニュータイプの勘てヤツか？」

エイコ「 人を信じるな」

ブラン「 そうだな、お前とお前のオヤジさん意外は信用しないことにするよ」

ガチャ、バタン

エイコ「 なんだ、アイツは」

ブラン「 …誰かの都合で戦う事を強要され、それに抵抗しようとすれば精神の自由を奪われる…」

　　「ウソ、嘘、うそで塗り固めた洗脳 」

トロアのファイルを見る

「 精神の安定の為の情報操作」

「 本名の植付け、エイコ」

「シイコ：スガイを妹と設定 」

「 父親を総理府所属の要人と設定」

「 、、、あの、ゴリラ野郎！！」

バンっ！

ブラン「 ん、？」

　　　　「 何をやっている？」

アストナージ「 少佐、ご苦労さまです。」

「ちょっと気になるところがあったんで 」

ブラン「そうか、こんな時間まで悪いな 」

アストナージ「 少佐は、アッシマーをいつも大事にされてますもんね」

ブラン「 あぁ、コイツだけが俺の信用出来るヤツだからな」

アストナージ「 まるで、恋人ですね」

ブラン「 フッ、そうかもな」

　　　　「ウチのコを宜しく頼むよ 」

アストナージ「 了解です。」

ブラン「 アッシマー頼んだぞ」

式典当日

ブラン「出来るだけ、破壊は押さえろ 」

エイコ「 、、、」

エイコ「 押さえろだと、」

　　　「 戦争だぞ！」