初めての全塗装作品です。ジークアクス世界のザクが戦後払い下げになり、地球の砂漠環境でろくに整備も修繕もされず運用されている様を想定して汚しに汚しまくりました。撮影環境があまり良くないので後で写真は差し替えるかもしれません。
とにかく塗装と汚しの練習がしたかったため、加工などは行わず、表面処理などは軽い程度に済ませ、サーフェイサー→ガイアカラー→トップコート→ウェザリング→トップコートの順に作業しています。錆にまみれてあまり触りたくないタイプのヌラっとした金属感を出したかったので、最後は光沢仕上げとしています。
リアルタッチマーカーで錆や雨垂れを描きこんでいます。角になっている部分はドライブラシでチッピングも重点的に描いています。上手く表現できているといいのですが...なにぶん初めてなので色々苦戦しています。イメージとしてはNieR:Automataの機械生命体の感じです。とても長く戦い続けているような、そんな時間の流れを感じさせるような汚しが好きです。
足元などは砂で汚れたりするだろうなとか考えながらウェザリングマスターをまぶしています。色が沈着してる感じで黒ずんで見えて結構好みです。現実であるなら触りたくないですね。
足のパイプやタンクは、それぞれ鉄棒等の公園の遊具や、工場のタンクの汚れ方を参考にしています。
バーニアはウェザリングマスターで青焼けを再現したかったのですが、カメラ越しだとだいぶ薄味ですね。内部は塗り分けも考えたのですが、意外と現実のバーニアって運用時点では内部の色分けカバーが無いんでそれを言い訳にします。
肩部シールドは特に劣化する部分だと思うので、チッピングも激しめに描いています。ウェザリングマスターと相まって、本当に劣化した金属感があっていいですね。
作品に限らず、ザクはどんな色、どんな表現方法でもある程度様になるのですごいです。機会があればこの型のザクで別のアプローチも試してみたいですね。
製作途中のウェザリング前の状態です。これはこれでキレイですが、やはり汚したい欲が湧きますね。新雪に足を踏み入れる快感と似ています。
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