機動戦士Gundam GQuuuuuuX13.9話　本当の名前

シロッコ「シャリア-ブル、知っているぞ貴様のことを、」

シャリア「それは、光栄なことです。」

カチャ

シロッコ「木星帰りのニュータイプの端くれ、まだ生きていたのか？」

シャリア「確かに端くれかも知れないですね」

シロッコ「知っているか？ニュータイプには二つのタイプがある。」

「時代を創り、人を動かす一流のニュータイプと」

「時代に翻弄され、凡人に使われる二流のニュータイプ」

シャリア「、、、」

シロッコ「空っぽのタマシイで、銃をワタシに向けている貴様はさしずめ、」

「三流のニュータイプだな！」

シャリア「、、、」

（ ココロが、読めない、、コレが本物なのか？！）

シロッコ「ワタシの中に入り、ココロを読もうとでもしているんだろ？」

シャリア「！」

シロッコ「甘いな、死に損ない、ただ、」

　　　　　「直ぐに引き金を引かなかったのは、三流にしては賢い選択だ」

シャリア「はっ！」

シロッコ「貴様が来るコトは分かっていた、」

ガシャン！

シロッコ「ずっとゼータが貴様を狙っているんだよ、気づいていなかった貴様はやはり、三流だな」

シャリア「、、、、」

（プレッシャーで、口を開けることさえ出来ない 、大佐とは次元が違う）

（ このオトコは絶対に、此処からだしては、イケナイ！！）

マチュ「 なに？このズキズキする！？痛みは？」

「 嫌なキラキラは感じ無くなったのに、」

「！？ 」

「 ヒゲマンの色が、薄くなっていく」

「 まさか、、そんなコト？！

「 動きが止まったぞ！ここで止めるぞ！撃て！撃て！！」

カミーユ「 辞めろ！敵は俺達じゃない！」

エイコ「 雑魚共が！、さっきからバンバンバンバン！五月蝿いんだよ！」

「そんなに消されたいのかい！！」

カミーユ「 待てっ！」

エイコ「 コイツら！やらなきゃ、分からないんだよ！

バチンッ゙！！

カミーユ「 辞めるんだ！」

グォオオオン！！

エイコ「発動だ！ 」

エグザべ「 させるか！うおぉおお！」

エグザべ「なんだ？！ アレは？黒いIフィールド？！」

カミーユ「 マズイ！」

ブラン「 エイコ、辞めろ！！全て破壊するつもりか！！

グォオオオォオオオ！！！

ドォォン！

「なんだコレは！？ 」

ドォォン！ドォォン！

「なんだと！落ちる！ 」

「 うおぉ！！」

「 重力が！！」

ズドーン！

エグザべ「！！ 」

シロッコ「 ！」

「ほぅ、なかなかじゃないか 」

シャリア「 ！」

カミーユ「重力加重波、、、 ！」

シロッコ「 素晴らしいな！」

「 何処かの天才が創ったのかな？フフッ」

エグザべ「 なんだコレは！！」

　　　　「 空が堕ちて来たのか！？」

「 周りの機体が全て堕ちて行く！」

ヒューーン！

ドーーーンッ！！

「一瞬だけ、視えた！あの波動なのか？！ 」

「 もう一度撃たれる前に、動けるか？」

「 動けっ！！」

バーーーン！！

シロッコ「 正解だ、シャリア」

「 今の瞬間しか撃つタイミングはないな」

「 しかし、、」

シャリア「 当たりませんね、三流では」

シロッコ「 そんなもんだ現実は」

「 消えろ！歴史の異物」

ズォオオ！

ガシャン！！バリバリッ！！

アルテイシア「 シロッコ！手を上げなさい！！」

シロッコ「 忘れていたよ」

「 アルテイシア、キミが存在感のないことを」

アルテイシア「 あなたは、この世界に居てはイケナイ存在！」

シロッコ「フフッ、そんな言い方を覚えたのか？ 」

「 ところで、腰抜けのお兄さんはどうしている？」

「また、オンナの影に隠れて震えているのかな？ 」

アルテイシア「 ！」

「 黙りなさいっ！」

シロッコ「 シャリア、さっきの一発、ワタシを狙ったのでは無く、突入の合図で撃ったのかな？」

「 フフッ、特別に三流から二流に昇格してやるよ！」

「 でも、所詮お前達は、出来損ないの二流の集まり！」

「全てが甘いんだよ！！ 」

アルテイシア「 ！」

バーーーンッ！！

シャリア「 しまった！！」

アルテイシア「閃光弾！！！ 」

ドシューーーーン！！

シロッコ「 ハハハハハハッ！！」

シャリア「逃がしてはイケナイ！ 」

シロッコ「 逃げるだと？」

「 何処までも、理解の遅れたヤツらだ！」

ガシャン！！

シロッコ「今から始まるんだよ！ 」

「 この時代をひっくり返すショーが！！」

ギュイーン！！

シロッコ「 出力30%！！」

カミーユ「 シロッコ！！！」

エイコ「！、、出てきた！あの嫌な オブジェクト！」

　　　　　「 堕としてやる！！！」

カミーユ「近づくな！！ 」

「 近づいちゃダメだ！ヤツの罠だ！」

「飲み込まれるぞ！ 」

エイコ「 このボタンで堕ちないヤツはイナイ！！」

カミーユ「もう辞めるんだ！ 」

　　　　　「ロザミー！！ 」

エイコ「 ？？！えっ？」

カミーユ「君は、 普通のおんなの子に帰れるんだ！！ロザミア・バダム！」

シロッコ「 もう、遅い！」

ドシューーーーン！！

カミーユ「 やらせない！」

シロッコ「 そんな機体で張り合うのか？」

　　　　　「ハハハハハハッ！ 」

カミーユ「 落ちぶれたな！カミーユって言うんだろ！」

シロッコ「 落ちぶれたな、カミー、、、」

　　　　　「 はぁ？」