ガンダムフレーム・モラクス
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妄想戦線
序列21位
石と薬草(ハーブ)の力と効能に通じており、また、天文学や他の教養学について教え、良い使い魔を与えることができるとされている。
厄災戦に参戦した72のガンダムフレームの一つ、紫のマントを装備しているが、ギャラルホルンの紋章などが描かれていないのでどの家系に属しているかは不明となっている。
メイン装備は両手の武器で、薙げば槌、突けば槍平言えばはさみと万能な武器である。
更にはサブアームによってかなり汎用性が高い。
しかし最も目を引くのは背部に展開している4枚のバインダーだろう。
この4枚のバインダーは長い間、厄災戦を研究する歴史学者やミリタリー専門家を悩ませた。
キマリスのように突進系の推進機と考えるのが普通だが、それにしてはあまりにも奇妙な機構が見て取れるし、推進機と考えるとあまりにも過剰すぎるからだ。
この論争はひょんなことから厄災戦時の戦闘記録が発見された事で終結することになる。
曰く、モラクスはガンダムフレームの中で唯一の電子戦使用の機体である。
この結論を聞いて即座に理解できたものはいなかった。
MAに電子戦は無意味・・・これはMAを知る者の基本である。
MAはAIによって制御されているため、本来なら電子的アプローチは最も有効な手段であるはずなのだが、それがまともに通じるならMSは開発されることはなかっただろう。
MAに電子戦が通用しないのは高額兵器すら無力化するリアクターによって電子がまともに働かない事、MAの装甲が電子的なアプローチを遮断し、更にはMAのAIシステムが強固であるという三つの原因がある。
そのため、ガンダムフレームをはじめとしたMSは物理方向に舵を切ったのだ。
ではモラクスはどうやってMAに対して電子戦を仕掛けたのか?
記録によるとバインダーを剣のように構えてMAに突撃、装甲を貫き、突き刺したバインダーからMAのAIにハッキングをかけたらしい。
あのバインダーは推進器でも剣でもなく、その本質はリアクターの干渉も装甲の厚さも無視できるMAの機体内部から干渉するためのアンテナだったというわけだ。
ただ、三つ目の問題点であるAIシステムの強固さは残っており、十数秒でシステムを復帰させてしまうものの、刹那で生と死が別れる戦場においてその十数秒はまさに値千金と言える。
しかも、モラクスの能力はそれだけでなく、4つのアンテナを本体から一定方向に射出することにより、フィールドを形成、その範囲内にいるプルーマに偽の情報を送り、混乱させるということもできたようだ。
確かに、プルーマがMAの指示通りに動いている以上、何らかの電子的なつながりで指示を送っているのは間違いない。
そこに付け入るスキがあったということなのだろうが、その周波数を割り出すのはかなり難しいはずで、モラクス特有の能力なのかパイロットの技量なのかは不明である。
このようにMAに対して一定のアドバンテージを得られるモラクスの重要性は、この機体のMA撃墜数がゼロなのに対して、ほかの機体と比べても抜きんでて高い出撃記録に現れている。
残念ながら、この機体は厄災戦中にMAと相打ちになって大破が確認され、パイロットが誰かなどと共に、MAやプルーマにハッキングできる技術は失われてしまった。
MA撃墜数1・・・それがこの機体の最後の記録である。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
ガンダムフレームは上半身に盛りすぎると腰が抜けやすくなります。
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しがないプラモ好きですが、頑張って作ったのでよかったら見て行ってください。
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