ザクⅡ とある地上での思い出

「よぉ、おめぇも生きてたか」

宇宙世紀0079年のオデッサでの敗北での後、旧ザクを乗りこなす一人の男と出会い共にジャブロー制圧作戦に乗り出したが,この後ともに生き残ることを約束した筈だったが……

男の旧ザクには既に損傷してある傷があったせいか,最後に約束をしたあの瞬間、奴は戦場の中で朽ちた。

そんな過去を思い出しながらも俺はふとあの男と交わした生き残る約束を胸にしまってたんだが

ふと今の隊長が愛用する旧ザクを見てしまうと昔の事のようについ言ってしまう癖がある。

「そういや、あの戦争で知り合った旧ザク乗りの奴もロートル化してる機体とはいえ随分派手に暴れてやしたねぇ」

俺が思わず言うとその旧ザクを乗りこなす男はふと笑い……

「ふっ、これはカスタムしたもんだが……俺もこいつを一年戦争時から愛用してるせいか,愛用みたいに思えてな。特に旧ザクは俺が生き残った愛機でもある」

隊長が自信気に語るとグフのフライトタイプを乗る男がふと笑いながら反応し俺に「……気にするな。ああいう頑固者ほど長生きするもんだ」と言いつつグフで先陣をきる男が「言えてるな」と一言溢しながら俺は敵の基地を襲撃しつつそこで数々の仲間をまた無くし,生き残ってしまった。

因みに、本当にエナメル塗料の付けすぎでいつの間にかパリんと割れてた旧ザクがこちらw