陸戦型ジム (暗躍仕様)

「……スレイヴレイスかい。ったく、汚れ仕事をする奴等の大半は犯罪者ってかい」

ジムストライカーを操縦しているパイロットが呟くと後方にからついてくる陸戦型ジムが二機がその話を耳にしながら「何処もそんなもんでしょう」と呟いていたのを無線越しで呟きながらも隊長機として配備された後方にいるジムスナイパーⅡのパイロットだけは操縦をオートで機体を歩かせながらも任務で引き受けた彼等の出所を確認し、それらの記録を目に通しこう呟く。


「……どうあれお上の命令だ。向こうはジオンとつるんでる証拠も抑えたというんだ。陸ジムの隊は奴等の部隊の撹乱として奴等のエンブレム使用での敵ピクシー撃破を勤めろ」

「ハハッ、敵が大物だけあって俺等はエサっすか」

「まぁ,隊長はエサを見捨てるようなヘマはしねぇから任せられるがな。だが……HLVの打ち上げで粘られてっからな。正規兵の奴等を無駄死させねぇのが任務ってとこですかい」

「……それも貴重な戦力だ。なるべくこっちでその正規部隊に忍んで仕留めさせてやろうじゃねぇか」

彼等はそう呟きながらも後に味方の部隊に紛れ込みつつピクシー1機とイフリートの撃破にスコアを挙げその後も暗躍部隊としてなりを潜めては敵や味方の怪しい動きを監視しつつ任務に忠実に従いながらも一年戦争どころかデラーズ紛争などにも暗躍して活躍することとなる。