ガンダム ゼラス

本機はガンダム ドレッドノートの後継機でありながら、ストライクフリーダムガンダムの機体開発を目的とした試験運用機という、２つの意味合いを待つ機体である。
ドレッドノートに搭載されていたドラグーンユニットは戦術的有能性は高かったものの、初期型故の大型兵器だったため、運用コストが桁外れに高かった（プロビデンスガンダムに搭載されたものは同兵器の改良モデルであるが、やはりプラットフォームが大型化しているため、運用コストが高い）。
そこでゼラスにおいては、ドラグーンユニット及びプラットフォームの小型化が念頭に置かれた上で改良が施される事となった。
その他の武装に至ってはドレッドノートの改良型ということもあり、多少の改良を加えた上での流用がなされた。
尚、ドラグーンユニットは実戦データと共に後のストライクフリーダムへと継承される事となった。

【MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲】
近接戦闘用のバルカン砲。ドレッドノートと同型の頭部を流用しているため、原型機と同じく左右に系4門を備える。

【ドラグーン システム（Ver.3）】
プロビデンスガンダムに装備されていたドラグーンユニットを、よりパイロットのフィードバックを受け易いよう改良が施された試作兵器。後のストライクフリーダムへの搭載を目的としており、本機にはデータ収集を目的に装備されている。

【MA-M23L トニトルス ロングライフル】
ゼラス専用に作られたビームライフル。
長距離狙撃に特化した仕様になっており、大型スコープと長射程を可能とするロングバレルを備える。
ラテン語で『雷鳴』を意味するその武器は、まさに一閃の如き雷鳴にも似たビームを撃ち放つ。

【XM2 ウロボロスビームランチャー/ビームソード】
ドレッドノートに搭載されていた、プリスティス ビームリーマーの改良モデル。
ビームの有効射程距離は決して広くないものの、有線ユニットによる遠隔射撃には有効性がある。状況により、ビーム刃を形成することで斬撃も可能となる。