RMS-108R-im 高機動型マラサイ[アイメルア]

少年・ウィオ=シュネートスはネオジオン残党の捕虜として保護される。だが、彼を回収した女性パイロット・エティアは脱出時に奪取したマラサイの機動性に耐えきれず、重症を負ってしまう。

残党の戦力の要だったエティアが行動不能になってしまい残党の母艦であるムサイ改はtec社のバーザム部隊に囲まれてしまう。

万事休す

「やらせねぇよ。俺には命の恩人を救う義務がある。」

その言葉と同時に1機のバーザムが被弾する。残党のムサイ改を援護する1機のモビルスーツ。

操縦できないはずのウィオが操縦する高機動型マラサイだった。左手にはバウのシールド。右手にはバーザムを撃ち抜いたハイザック用のビームライフル。機体のバランス修正が施された緑のマラサイが少年をパイロットとして認めた瞬間だった……

残党所属のメカニック・エラは元アナハイム所属の高機動型マラサイの設計主任だった人物。機体バランスの悪さに苛立ち、艦にストックしてあった高機動型マラサイの制御ユニットを移植。ウィオが操縦することを想定しているため、性能はやや低め。