RX-178.GUNDAM NT-2/LEXUS

シャアの反乱後、ニュータイプという存在の廃絶思考の強かった連邦軍だが、高官の中にはその力を自分たちの私兵とすることを目論みアナハイムに対してニュータイプ用のモビルスーツの開発を依頼するものたちもいた。
しかしその大半はただの政治屋でありニュータイプというものをよく知らず、またニュータイプ用の秘匿技術なども軍からは伝えられていなかったため、この機体にはサイコフレームなどのニュータイプ用の技術は用いられていない。
ただ現状の技術で作れる最高の反応速度と新型ジェネレーター、そして試作武装を搭載したことで、確かにオールドタイプでは扱えない程度にはピーキーな性能となっている。
という設定

メイン武装はνガンダム用ビームライフルと、バックパックにあるビームサーベル×2、胸部左側に装備された高出力ビームナイフ、腕部の三連装ビームバルカン×2です

マークⅡのものを発展させたバックパックにはプロペラントタンクが増設
さらに武装を追加できるようになっており、試験兵装として腕部に直接接続するロングレンジパイルレールガンを装備
またワイヤーでつながるシールドは、マークⅡ同様の収納機構を持ち、アームによって背部に背負うことができる。

これはIフィールドを有する敵に対しての対策として制作され、超長距離から釘状の弾頭をレールガンによって打ち出すことで、Iフィールド発生装置を破壊したのちにパージして接近し、ビーム兵器による戦闘をしかけるためのもの

狙撃の制度を上げるために両肩には強化型のレーダーと望遠カメラが追加されている

なお本機は完成後のテスト中に不運にも暴走したフェネクスと遭遇しており、その際すれ違いざまに跡形もなく破壊されて、歴史の表舞台に現れることはなかった。