シャイニング・ダブル・ジー [SHINING DOUBLE G]

基本となるノーマルモード。この状態で敵と戦局を観測し、最適な形態へとモードチェンジしていきながら戦う。

ウイングガンダムのパーツがひとつものないのにウイングガンダムEWアーリータイプのシルエットに似てるという不思議。シャイニングブレイクはもともとシャイニングガンダムの足を延長したものでウイングのスリムな足長シルエットが再現しやすいです。またMGゴッドガンダムの畳んだ背部スタビライザーとのサイズ比率が構近かったのも嬉しい誤算でした。

ゴッドフェニックス（バード形態）。飛行モードの基本となる高速巡行形態。単独で長距離を移動するミッションや戦術に合わして使用。背部スタビライザー６枚の羽根がアクティブバインダーとして独立稼働することで効率的に風を捉え、効率的に滑空飛行が可能。滑空飛行は粒子残量消費を最低限に抑え、さらなる長距離移動を実現する。

変形シークエンスは基本的にシャイニングブレイクと同じですがシールドが２つに増えているために設置方法が大幅に変わっています。また機首（シールド）に追加接続ポイントを増設しています。機首は元キットのまま取っ手を付けることも出来るのシールドとして持たせることが出来ます。反対にシャイニングブレイクのシールドは粒子貯蔵とビームサーベルなどのウェポンラックの役割を担い完全にバックパックと機能します。

ゴッドフェニックス・ボマー。火力強化した重爆撃モード、最高速基本形態は劣るが目標破壊後にライフル部分をパージすることで瞬間的に高速巡行形態に移行するができる。この特徴を生かし一撃離脱のミッションも可能。ジェネレーター直結した状態のライフル出力は大幅に向上し、戦艦クラスのハイメガ粒子砲に匹敵する。

こちらのシルエットは武威凰大将軍の輝星鳳凰（スターフェニックス）を参考にしています。ウイングゼロのネオバード形態ではないのかと聞かれますがライフルの接続場所が違う（機首パーツでなく背面）ということでご了承ください。

ゴッドフェニックス・ハイマニューバ。ドッグファイトなどの空間戦闘において運動性能が求められる局面に選択。製作している最中にシルエットが何気にプラモ狂史郎に登場したオリジナルZガンダムに飛行形態に似ている事に気づき一人でほくそ笑んでしまいました。

モビルスーツ・キャノンモード。最高出力発射時は足がハイパーモードに変形するで地面の設置面積を稼ぎ、各部スラスターがバックファイヤーすることでジェネレーター直結の大出力砲撃の反動に耐えることが可能になる。
古のガンキャノンから続く肩からキャノンが生えている形態です。個人的な好みですが、脇からよりも背中の上に配置されさ方がかっこいいと思います（操作性は悪いだろうけど）。

モビルスーツ・ハイパーモード。このガンプラの真の姿であり、全機能を開放した状態。エネルギーマルチプライヤーによる「気」の錬成に常時エネルギーが状態に保たれ、背部スタビライザー展開で付加されるマグネットコーティング効果で機体反応と速度が向上、背部日輪発生によりオーバーブーストで圧倒的機動力を実現する。ゴッドガンダムのハイパーモードと同等以上の能力を有し爆熱ゴッドフィンガー、石破天驚拳、次元覇王流奥義を繰り出すことも可能だがパイロットに相当の技量が求められる。

これが一番やりたかったポーズです。

モビルスーツ・ライフルモード
あまりにもノーマル形態の立ち姿がウイングガンダムの雰囲気が似ているのでシャイニングブレイクのライフルを二丁を作成し、あたかもバスターキャノンを両手に構えているようなライフルモードを追加しました。

2021年８月現在こちらのガンプラはイエローサブマリン秋葉原ミント店（ラジオ会館６F）1/144ガンプラコンテスト会場にて展示して頂いております。もともとの製作動機もこのコンテスト参加です。
もしラジオ会館に訪れる機会がありましたら是非見ていってください。素晴らしい力作が並んでいます。

製作工程について：
製作はベースキットとしてHGBDガンダムシャイニングブレイク、MGゴッドガンダム、HGFCシャイニングガンダムのパーツを使いミキシングビルドしました。一部MG F91のパーツをごちゃメカとしても使っています（秋葉原工作室のサービスジャンクパーツから発掘）。バード形態の機首はウイングガンダム炎をイエサブ様のパーツパラダイスでゲット。RGウイング、コアガンダムIIの機首と迷ったのですが、ゴッドガンダムの海外名がバーニング（炎）ガンダムという事を思い出し最終的に選択しました。

HGBDシャイニングブレイクはランナーの都合上、シールド、ライフルが２つ同梱されているのでそれだけでもかなり遊べるお得なキットです、設定上は１セットしか使いません。

ガンダムシャイニングブレイクの仮組を終えたところです。ここからミキシングの各パーツをあてがいながらバランスを見て取捨選択をします。

製作にあたり最大のターニングポイントはHGFCゴッドガンダムが手に入らなかった事でした。仕方がなく手元にあった素組のMGゴッドガンダムのパーツを合わせてみたところ見事にハマりました。しかしながらゴッドガンダムは結構古いキットという事もあり肉抜きやモールドが甘い所などがあり、基本工作をしっかりました。

デカールはRGデスティニーガンダム用のガンダムデカールを中心にくどくなりすぎないようにシールを貼りました。うっかりGFFのゴッドガンダムみたいな（丸みを感じる）雰囲気にならないようにラインやシャープなデカールを中心に張りました。シャイニングブレイクの大事な特徴はアリオスガンダムに近いシャープさなんではないかと思いました。

シール貼りがおわったところ。ここから全体のバランス調整をしている際に撮影した写真を掲載します。この写真が最もウイングガンダムEWっぽいと個人的に思っています。

上からみたキャノンモード。

飛行モードは羽の位置に結構気を使いました。この位置決めを起点にバックパックの配置を決めています。