存在してはいけない”名前”

本機は、リアクター出力が安定したグレイズを土台に、武装ラッチや装甲板を増設、擬似阿頼耶識のためのOSや電装系の交換がされている。これにより、グレイズ本来の高水準な性能を著しく向上させている。この複合型OSには、ゲリラ組織が過去に回収した厄祭戦当時と機体と思われる「大型機動兵器」らしきもののOSの一部も使用されている。

通常戦闘では、旧式のマシンガン、モビルワーカーのものを流用し右シールド内に装着された機関砲、戦斧を使用する。
射撃武装で弾幕を張り、突撃して戦斧で斬り潰すのが本気の基本スタイルである。

本機の最も目を引く左腕は、OSにも使用した「大型機動兵器」に腕として存在していたパーツを、そのまま移植している。この左腕は動作にパイロット本人との神経接続を更に強める必要があるため、通常時は折り畳まれ、ボロ布によって偽装されている。だが、パイロットが使わざるを得ない状況に限り、初めて武装として使用される。
この左腕は、掌内に独自の超振動機構を内蔵し、発動させることで爪部分に振動を収束、それにより対象に触れただけでナノラミネート装甲を瞬時に崩壊させ、対象をそのまま削り潰す事が可能になる。
だが、この左腕を使用し続ける間、パイロットの脳裏から人間の声に近い音でノイズが聞こえ続ける症状が発生、本人の意識を軽度に侵食することが判明している。なので、パイロットはこの強力だが同時に狂気に苛まれるのであまり気に入っていない。

ただ世界に抗うため、組織の人間として、歪な左腕とつぎはぎの人形で戦い続ける青年。そしてその青年も、パーツとして「それ」を回収したゲリラ組織たちも、ある事だけは知らなかった。
厄祭戦末期、電装系に特化しハッキングを用いた戦術を使う「ある機体」が、対象モビルアーマーにハッキングを試みこれが失敗。機体のパイロットは直結した阿頼耶識で魂、そして機体ごとモビルアーマーに喰われ、融合した最悪のモビルアーマーであり、リアクターこそ完全停止したが、魂としてOSに溜まり続けたモノを、残骸として回収したという事を。その機体の名前こそ、存在してはいけない悪魔、許されぬ73番目の柱、*「ミシャンドラ」*だという事を

基本はグレイズリッターと鉄血オプション、左腕はユーゴーの脚とジャンクから、戦斧もジャンクパーツで作っています。目や増加装甲はディテールパーツ。
ボロ布はティッシュに塗料ぶっかけただけの簡単マントです、隠すためのボロマント、いいよね…

骨だけサフ。初めての異形系だったんですが、ちゃんと化け物感出ているかしら？

そいえばこのミシャンドラとかいう悪魔、文献だといるとかいないとか定まってないそうで？特徴にした7つ目は文献から。
まぁ72柱だっているって断定出来ませんし、「どーせなら悪魔の証明しようぜ！」って勢いで作ってたら化け物が出来ましたw
鉄血は重苦しい設定でも受け皿広い世界観なのがいいね！
見て頂きありがとうございました！！