情報全てが、最強の武器

GBNでは珍しい部類の、サポート寄りの機能を主としたカプルベースの改造機。見た目の改造こそオリジナル機との変更は少ないが、ミッションエリアの端から端まで、それこそ地形情報はおろか、活動する機体の一機一機の動作音に至るまで、正確に情報把握ができる強力な索敵能力とセンサー系をその腹部に内蔵している。
武装は、艦船モデルから流用した実弾兵器の速射砲、そして円盤型特殊複合兵器を装備している。

角・モノアイ・ディスクビットと各種強力な索敵性能を活かした味方への情報伝達と、演算能力から生まれる精密な弾道計算を活かした中距離射撃戦を得意スタイルとする。
その代わり、装置類の積み込みの代償としてミサイルポッドはオミットされ、格闘能力も若干低下しているので至近距離や面と向かった戦闘を避ける器用な立ち回りが要求される。

カプテマの索敵能力には、熱・音・暗視・特殊な粒子の観測など可能な方法は多岐に渡るが、中でも「音」に非常に特化したセンサーとして『エコーソナー』という逆三角形型のユニットが腹部上部に装備されている。
これは潜水艦のソナー技術を応用し、特殊な音波を射出、反響して帰ってくる凹凸を腹部で解析・集積し、周囲の情報を完全に把握出来る特殊な装置である。無論地形と合わせ敵機などの位置も反響するので、「そこに存在さえする」のなら、完全に目視での姿を消してしまうステルス能力ですら丸裸にすることが可能なのである。

これにより得た情報をディスクビットを使って味方へ即座に伝達、戦場で得た全ての情報を演算し続け、常に味方機と最も的確な連携・戦術指揮を行う。

また本機はその高性能な演算装置を使い、射速や跳弾、距離減衰など全て含めた精密な弾道計算が可能。これに合わせ水中型特有のアームパーツを巧みに使い、どういった射撃体勢でも安定して目標に命中させる事が出来る。
更には必殺技として、威力こそ余り変わらないがあえて跳弾をさせ続け、命中するまでどこから弾丸が飛んでくるか敵機は一切分からないという《クレイジーバレット》というスキルを所持している。乱射した弾を任意の箇所に叩き込めるが、欠点としてはこちらも演算の為姿を晒さねばならない。

本機、カプテマは単騎での戦闘能力こそ他ダイバーの機体より劣る部類ではある。
だが、個体としては過剰とも言える程の情報能力を使いこなし、それを一瞬で友軍に共有することで「個ではなく部隊で戦う」事に最も強みがある機体として仕上がっている。
傭兵らしくある時は初心者フォースで、またある時は熟練フォースとの高難度ミッションで、今日もまたどこかのミッションでその目と耳を研ぎ澄ませているのかもしれない。

簡単ミキシングで鉄華団オプションのランドマンロディ用の脚、腕はモモカプル2機ぶん使って延長しています。レドームはBCバトルウェポンズから。モノアイはMSサイトレンズの裏面にマグネットセッターを貼り、裏でネオジムと挟む事で自由可動ななってます。表情付け放題ですが塗装禿げが怖い…

サフの途中。カプル系はこのまん丸なデザインが魅力なので、丁寧に作るよう心がけました

塗装途中、素組みの先輩(笑)と。どんな形であれ、大好きな機体が今の技術で立体化されるのはとても嬉しいものがありますね。Rジャジャが発表されたし、カプールとして夢見たいなぁ…

ここまで見てくださりありがとうございました！！色んな世界観考察やそれぞれの戦い方が出来てGBNはイイネ！！