43式雷獣

105mmレールガン。
左右のガンマウントアームに搭載された本機の主兵装。レギオンの重戦車型に続いて人類勢力として初のレールガンを採用しており、コレによる破壊力、射程は戦車砲トップクラス。ベルト給弾機構で砲身は折り畳み式で機動力に支障がない。

前肢の根本に更にあるサブアーム。搭乗しながらの作業の他、ブレードや機銃を装備して副兵装として戦術の幅を広げる。

ワイヤーアンカー。牽引用のアンカーだが建造物や障害物に固定して自機を牽引し、立体機動も可能。

ネイルハンド。脆い地面や隠密行動、軽い接地圧が要求される足場には篭手脚から開口されて使用され、爪によるピンポイント攻撃もこなす。

素体。前に投稿した白塗りのガンダムフラウロスをベースに大胆に両脚と肩部をバルバトスルプスに。アンカーはGエルスから借用しました。ガントレットに隠される鉤爪はルプスレクスの手を借用。
棺桶っぷりを想起させる為に何処の装甲を減らすか迷いましたが、胴体装甲と頭部を丸々オミットしました。

メインカメラ。バックパック中央のヘッドの格子を削って無くして、ビームサーベルのクリアランナーの先っちょを切り取って貼り付けてモノアイを再現。色は赤か緑にしようか悩みましたがオーソドックスに赤を採用。しかし、このカメラは長距離砲撃用で殆ど飾りに過ぎない。

全身各所に接着剤でビーズが貼り付けられてる。コレはマルチセンサーで機体全方向死角無く大小様々に張り巡らしてる。実は搭乗者が外部を把握してるのは主にコッチ。メインカメラは長距離以外滅多に使わない。00に登場したノーヘッドと同じ頭部なく、全身に情報を分散処理してる。

コクピットハッチで本機一番の特徴。00のユニオンフラッグと同様に寝位式のコクピットで対加速負担を軽減し、中にはモニターが無く、ティエレンみたく有線付属のヘルメットのHMDにマルチセンサーが入手した外部視界を送り込まれる。搭乗者は空中に寝て上の左右に主砲が、足元前方にアンカーとサブアームが浮いてるように見え、上向いて寝ながら実は前方を見て、操縦桿で動かしてる。しかし、その仰向けに寝たまま足元たる前方を見る今までと全く違う操縦感覚に脳がついて来れず、最初は数多くの戦死者を出し、兵装の火力と尋常ならざる高機動。それとは打って違う寝位式故の対G対、加速負担軽減性。その他の新設計導入から、共和国の棺桶より寝心地良い「かつて一般的だった座して納骨する座棺の意味の棺桶」より「富裕層が使用してた寝位式の寝棺の意味」として「高級棺」「カプセルホテル」の蔑称を戴かれてしまった。尚、肝心の装甲は板金と炭素繊維の複合装甲とレギンレイヴより少しマシ程度。