燃える男の青いモビルスーツその1　ランバラル専用旧ザク

ランバ・ラルのメタボマッチョなキャラクター性をモビルスーツのイメージに投影するコンセプトで製作。旧ザクからの流用パーツは、頭部中央モノアイガード、後頭部のトサカ、ブレードアンテナ、胸部中央の外装、両肩アーマー、大型ヒートホークで、ver2.0に組み込める用に加工して使用しています。胸部は厚みを増してマッシブな印象になるようにしています。

MG旧ザクは、ザクⅡが発売されたあとのキットなので、動力パイプ周辺のディテールが残っているのが、開発順から考えると変なので、跡形もなく消しています。肘部分はデザインが違う事に塗装時に思い至ってしまった為、まあいいわとザクⅡのままのデザインです。

手は1/100ジオン用のビルダーズパーツを使用しましたが、つけてみると・・・なんかデカくない？まぁ、力強いマッシブな印象が出ていいかな、とそのまま使用。前腕は膨らみをパテで増して、ケンシロウの前腕のようなイメージに形状調整。前腕手首の段差はプラ板を貼って厚みのガイドを作ったのち、パテで整形。胸両脇のモールドはプラ板で再現、脛前面裾のフレア部分をプラ板とパテで延長し広げて、足のストンとした直線感を緩和しようとしたのですが、あんまり効果高くなかったですね・・・

各種メタルパーツを使ってディテールを足しています。塗装はクレオスのラッカー塗料を使用。公式カラーは、胴体がミリタリーカラーっぽいブルーグレーですが、ランバ・ラルのカラーとして馴染みがないなーと思い、グフのカラーリングでまとめる事にしました。

旧モデルのザクは、アニメ設定画稿のデザインラインを上手く昇華してリデザインしてるんだなと、改めて旧MGのザクの偉大さを認識しました。