ZGMF-X56SA／F　フリーダムインパルス

ZGMF-X56SA／F  フリーダムインパルス

デュランダル議長により、ミーア•キャンベルによるラクス•クラインと第二次ヤキンドゥーエ攻防戦にて、伝説的活躍をしたMSであるフリーダムをプロパガンダとして使用するために、ZAFTにて残されたフリーダムの設計データを元に構想されたセカンドステージの一つ。インパルスにて、フリーダムの性能を再現する為に構想された「フリーダムシルエット」は、高機動空戦モード「ハイマットモード」をも再現可能であったとされる。　

しかし、フリーダムの性能を完全再現するにあたって、パワーエクステンダー搭載のインパルスであっても、機体エネルギーが足りず、核エンジンを搭載する必要があった他、高機動空戦モードの長期使用は複雑な分離合体を持つインパルスのフレームの強度では耐えきれず、分離合体機能をオミットする必要が露呈した。これは、ユニウス条約における「ニュートロンジャマーキャンセラ」搭載の禁止に抵触する他、インパルスの利点であった、パーツ交換により破損した部位を戦場にて、即座に換装出来る点が潰されてしまっていることが指摘された。上記の理由により、開発が断念され、構想のみのペーパープランとして終わったとされている。

地球にて、連合のMS部隊が壊滅され、生存者0名という悲惨な状況であった。その後連合にて回収された機体ログの中にはフリーダムとよく似た機体により襲撃されたデータが残されていたが、本機との関係性は不明である。