MG MSM-03ゴッグ

設定色の完成度が高過ぎて、自分らしいゴッグを作るのは難しいと考えていました。冒険するより無難な設定色が間違いなくかっこいい。

それでも自分だけのゴッグをなんとか作ってみたかったのでExcelで色々と（案）を検討。大好きな洋上迷彩にしたいのが第一案でしたが、迷彩柄は技術的に無理っぽいので夏らしく好きな水色系で進めることにしました。丸っこいフォルムを更に強調したような雰囲気にしたくて白いライン（ハセガワ曲面追従シート）を貼ってみました。「夏らしい俺のゴッグ」になったんじゃないかなと満足です。

毎年夏になると学生の頃の夏休みを思い出して「暑いけどガンプラ作ってたあの頃をもう一度」なんて考えていたけれど夏の終わりは早い（おっさんになると一年が終わるのも早い）今年は必ず夏の間にひとつ完成させようと心に誓いました。夏だから夏らしい「水泳部」を作りたい。キットは何年前に買ったのか覚えてない積みの中からMGゴッグに決定。

MGの水泳部には思い出が詰まっておりまして、約20年前に社会人になってそれなりにひとりでお金が自由に使えるようになって、購入したガンプラがMGズゴックでした。仕事と飲み会で時間がなかったけれどコツコツと作って完成した時は嬉しかったです。「これでオレも大人のモデラーやな！」なんて思ってました。

その後、MGゴッグが発売！もちろん欲しかったのですが、ちょうど仕事が絶頂期でガンプラのことなんて考える余裕もなく、買っても作れないのならと諦めました。

それから約20年後の夏にこうして当時、作ることのできなかったMGゴッグを作ることができて20代や学生の頃、必死でガンプラを作ってた頃を懐かしく思い。改めて「やっぱガンプラはすげえや」と再確認しました。おっさんの青春です。