【試し読み】陰キャアイドルはGBN〈惑星〉を救いたい。第三巻《ユメヲカケル》第三章 -【フレームの裏側】-【期間限定公開】
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お久しぶりです神宮寺Re⑦です〜!今日も気楽にビルドダイバーズ二次小説の投稿です〜!
ってなわけであれからのつづきです〜
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陰キャアイドルはGBN〈惑星〉を救いたい。
第三巻《ユメヲカケル》
『もしあの日に戻れるのなら──』
あらすじ
都立星羅高等学校では修学旅行や体育祭そして文化祭とイベントが目まぐるしく高校二年生であるエリカたちに出迎えようとしていた。
そんな中でAIダイバーである“IRIS-9999”と和解し獲得した賞金でフォース〈ASTERLISK〉は艦艇〈ディーヴァ〉をフォースネストとして拠点としてもったことでGBNで楽しい日々を送っていた。
三度目のフォースバトルをしていたそんなエリカ達の前にGBN運営管理者の一人である”デュランダル”がサユリとアキナと共に前触れもなしに現れる。
『そちらに所属しているダイバーであるIRIS-9999をこちらに受け渡していただきたい──重要監視対象の保護を名目としていることを宣言する。またこれに協力を拒否した場合には徹底交戦を厭わない』そう告げてデュランダルはエリカたちに有無を言わさずに敵のフォースと共同戦線することに。
ハルナはカグヤと二人の距離が進展しつつも逃れられない血筋から悩みもがき続けて──。
惑星〈ローレル〉では各国の国境守備部隊がGBNから転移してきたダイバーたちと戦闘状況に陥り混沌を極めていた。
星を求める者と星に成らざるおえなかった者を紡ぐ物語──。
***
前回→
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第三巻《ユメヲカケル》第三章 -【フレームの裏側】-
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静寂に時が流れるGBNの宇宙。
デュランダルが発した言葉によってエリカたちは選択を迫られていた。
「……なんの理由もなしに話進めんのなんなの!?」
エリカは半ば人質に取られている隣にいるメアのことを渡すわけにはいかない。
「……私あの、棄権しても──?」
「この期に及んでまだその話すんのハルナ!?」
「だってあんなの勝てっこないじゃん」
「てか敵のアイツらどうすんのよ?エリカ」
「倒し……たいけどそうも言ってられないよねこの空気……」
「エリカおねえちゃん!あの黒い女の人!ボクきらい!」
「落ち着いてメア……!」
漂う砕かれた隕石が目の前に何度も通り過ぎていた。
デュランダルによって再び紡がれる通信。
『時間だ、君たちの解答を聞こうか──?』
(答えもなにもそんなこっちの話も聞こうとしないでどうしろっての!?)
(……素直に受け渡したらメアはどうなるの?)
(なんでハルナはそんな冷静なの!?)
『……了解した、実行権力をもって君たちに敬意を込め──力づくで引き取らせていただく』
『サユリ、アキナ?二人は手を出さなくてよい』
『『お姉様の御心のままに──神のご加護があらんことを』
デュランダルの機体の背後にはキュベレイMK-Ⅱが二機待機していた。
◇◇◇
「どうすんだよコレ!?本気だぞアイツ!?」
「……逃げるしかねえんですよ!ドラク兄さん!」
「しかしこんなの、それほどまでに固執するのは何故だ?」
「んなもんわかるわけねえでしょ!やられちまいますよ!」
ドラクとルチスは廃棄されていたクラップ級巡洋艦の発艦位置に潜めていながら様子を伺っていた。
「……構わん!オレはいくぞルチス!」
「ドラク兄さん!人の話を聞いてくださいよ!なんでこうなんだよ!」
ルチスの必死の抵抗を振り切りドラクは一心不乱にその場を抜け出していった。
◇◇◇
上半身にのみになっていたホノカのSガンダムは戦闘継続状態になれず、ただ過ぎる時に虚脱感を抱いていた。
「……これ以上ワタクシを置いていかないで──!」
必死に手を伸ばしても掴めることすら出来ないホノカ。
前回のゲリラレイドボスミッションで撤退を余儀なくされていたホノカは立て続けに精神を削られていた。
「ワタクシを……ワタクシのことなんて……誰も……誰も……」
◇◇◇
「GBN運営だかなんだかしらねえがっ!」
ドラクが旋回しながらデュランダルの操る機体に高速で接近を試みる。
「オレらの戦いに割り込んだこと!許さねえ!」
「ドラク兄さん!二人でやりましょう!」
「あぁ!」
一筋に光る二つに並行する赤い光がドラクを捉えた。
「……丸腰でくるとは!いい度胸だな!アァン!?」
『御託はもう済んだか?トップ二〇〇程度の貴様は』
GBNポイントランキング年間上位にいるドラクとルチス。
だがデュランダルにとっては所詮……
「よく知ってんなァ!?ありがたいが!ここは渡さねえ!」
右手首を高速回転させたドラクは一撃必殺の王手をぶち抜くために狙いを定めていた。
『……まったく口だけはいいようだ』
「舐めるなァァァァァ!!」
一撃で隕石を粉砕できるほどの高い威力の拳さえも……
デュランダルはなにも無かったように退け、左腕から取り出した高速振動する剣を用いてフレームごと一刀両断する。
「こんなのあってたまるかよぉぉぉぉ!」
「ドラク兄さぁぁぁぁん!!」
目の前で撃破されるドラクにルチスは……
「お前なんかにィィィィ!」
急速に接近してくるルチスに引き抜いたブレードを投射したデュランダル。
『……っ!』
「くそったれがぁぁぁぁ!」
健闘すら虚しくルチスもドラクと同じく一瞬で消失していく。
◇◇◇
納得のいってないエリカは戦意のないハルナを背にアカネと協力して打倒しようと画策していた。
「んでどうすんのエリカ?」
「どうするもなにもやるしかないでしょ!」
「でも勝ち目ないよ?」
「勝ちじゃないよ……せめて引き分けに持ち込むんだよ!」
「やれるのあたしたちで……?」
「二度も言わせないでよアカネ!」
エリカは自身のガンプラの背中にアカネのシュヴァルゼッテを積載させ、迫るデュランダルに向かって反撃の一手をお見舞いしてやろうとやる気に満ちている。
「……いくよ!アスティカシア!TRAMS-AM!起動!」
「いやちょっと!?そんな未完成のやつでそんなことしたら!」
「あぁもう!こっちの身にもなってよね!」
一瞬にして紅く染め上げられるエリカのジャスティスがデュランダルの機体へと近づく。
二人の行動によってハルナは援護に向かうため紅い光線を目印に追撃する。
「あのガンプラは──GNフラッグ!?それも擬似太陽炉を左右に付けてるのあれ!?人が操縦できるもんなのあれ!?」
SVMS-01X グラハム専用ユニオンフラッグカスタムⅡ。
機動戦士ガンダム00 1stシーズン終盤に登場。ユニオン軍のエースパイロットであるグラハム・エーカーが国連軍より引き渡されたGN-Xのうちの一機の擬似太陽炉を愛機であったフラッグに半ば強引に無理やり取り付けたもの。
ガンダムによって世界を変えられたグラハムのフラッグに対する愛と狂気と執念が具現化した欠陥機だ。
デュランダルのものは擬似太陽炉であるGNドライヴ[T]を一基右肩に増設しており、GNビームサーベルも二対になった改造が施されている。
カラーリングは黒の半艶であるセミグロスによって塗装されていた。
「……また君にもう一度出逢えようとは!」
対峙したデュランダルのGNフラッグとエリカのジャスティス、そしてアカネのシュヴァルゼッテ。
(どういうこと!?初対面ですよね!?いつ会ったの?)
両端に発振した薙刀で赤い粒子の剣を左手で受け止めるエリカ。
アカネも援護にあたるために鎌を顕現をさせ、攻勢に加わる。
対してデュランダルは右手の剣で斬り結ぶ。
「……まったく二対一というは久方ぶりだな、だがその程度では!」
「このくらいでっ!」
「あたしたちが!やられる訳が!」
二人の斬撃を押し切ったデュランダルは、漂流していたデブリに勢いよく衝突させられてしまう。
「……こんなの!勝てる訳ないよアカネ!」
「でもメアを守らないとなにされるかわかんないじゃん!」
「それもそうだけど!」
『二人ともそこから退避して!』
「ハルナ!?」
「……なにするつもり!?」
『助けにきたに決まってんでしょ!』
ハルナは背中や腕そして脚部に積載しているミサイルを一斉射し、デュランダルを退けようと試みた。
放たれた砲弾が漆黒のGNフラッグを囲い込む。
だが──その攻撃は後方からの砲撃によって意図も容易く消し飛ばされていく。
「まったく……手を出すなと言ったサユリ、アキナ」
『お姉様を傷つけさせはしません!』
『いますぐにこちらの了解を得ない貴方達が悪いのです!』
急速に近づく二機のキュベレイMK-Ⅱ。
万事休すの状態となってしまったフォース〈ASTERLISK〉。
「……さて、遊びはここまでにしてこれで終わりにしようか──」
デュランダルは迫るハルナのズサに剣撃を喰らわした。
対するハルナがブースターポッドを分離させて突撃させようとする。
その反撃にデュランダルは即座に対処し、左脚のキックで彼方へと飛ばしていく。
「まだ終わりなんかじゃ……!」
ビームライフルの射撃すら直撃させることができなく……
再度放たれた砲撃によってハルナのズサは撃破されてしまう。
「……こんなの勝てっこないよ!」
「ハルナぁぁぁ!」
「まだ!まだ終わってない!」
「いい加減に現実を受け入れたまえ──君達如きでは……!」
逆手持ちした左手の剣撃がアカネのシュヴァルゼッテを貫通していく。
「……なんなのよぉぉぉぉこいつ!」
「アカネ!ふざけんなっ!こんなの!こんなはずじゃ!」
二振りのビームサーベルを結合させたデュランダル。
「……っ!?」
向かってくるエリカのジャスティスの反撃を交わし、無慈悲にも真っ二つに撃ち落とされてしまう。
『──〈BATTE ENDED〉!』
***
熾烈な戦闘の末にわたしたちはGBN運営の管理室へと半ば強引に連行されていた。
とは言ってもこっちの事情も知らずに、まったくこれっぽっちも納得なんかいってない。
「騒ぎ立ててすまないと思っている、そこに座りたまえ」
「……ど、どうも」
ふかふかの椅子にあたふたしてしまうわたし。
「君の活躍は拝見させていただいている、最近ではファンもつき始めたようじゃないかエリカくん?」
「お、お陰様で……」
もともとそんなつもりで初めてないんだけど……
わたしの目の前には先ほどまで戦っていたデュランダルという運営管理者が、豪華な祭殿にある来客用のテーブルと椅子へと誘導していた。
話を聞くためにわたしはそっと腰掛けてデュランダルの言い分を知りたかった。
「メア……IRIS-9999はそれほど重要なダイバーなんですか?」
「常々我々は来るべき未知の脅威に対してAIダイバーを用いた計画を進行中でね?彼女はその中の一人なのだよ」
「そ、そうですか……」
わたしの他にもアカネとハルナもここに来ており、背後に立っていた。
同じようにデュランダルの付近にはサユリとアキナという二人の女性が警護に当たっている。
「……そもそもの話なんですけど、その未知の脅威って?」
「君も知っての通りではあるだろうがGBNでなにか違和感を感じたことはないか?」
「バグ……というかサーバーに入れなかったりしましたけど」
「それ以外にも半ば脅迫に近い声明文を送られていてね?対処するにあたってこれ以上の被害を出さないためだと言うことを理解してほしい」
「……現状のことはわかりました、でもメアはここは嫌だって言ってるんですよ?」
「こちらとしてもそちらにご迷惑をかけたことは承知している、だが元々彼女の今後における最終決定権は君たちにはない」
「そんな理不尽なこと……」
「今に始まったことではない、君にもあるのではないか?例えば──勝手に理想を押し付けてきた挙句に想定していない言動や行動を取られたら被害者意識ばかり肥大化する下劣で失礼な人間に苦労したことは?」
「……いまのところ心当たりは」
「それは良いことだ、そんなものは無いほうがマシなのだが下手に大人をやっていると蛆虫のように湧いて出てくるという事を知っておいたほうがいい」
「そ、そうですね」
……話が重すぎて疲労感が半端ないんだけどいつ帰してくれるのこの人達?
「ところでハルナ?君のお母様はなんというのだね?」
「前回はお世話になりました、えっと私……のですか?」
「あぁ、見当違いでなければ一度聞いておきたくてね」
「〈シーア・ゼナム・ローレライ〉、ですけど」
「そうか……」
ん……?なんかハルナの名前と違くない?どういうこと?わたしの聞き間違い?
「ハルナ……?それってどういうこと?」
「エリカが気にする事じゃないよ」
そうは言われてもさぁ……?
「君たちには一時的にIRIS-9999を保護してもらう事にしよう、それで構わないな?」
「……穏便に済ませていただいてありがとうございます」
「だが少しでも君たちには我々の実情を知っていてほしい、サユリ?アキナ?頼んでもよいな?」
「「はっ!」」
「というと……?」
「フォース〈ASTERLISK〉、これから我々と活動を共にして頂きたい」
「……はい?」
「メアをそちらに受け渡す代わりに、我々GBN運営が置かれている現状を君たちの広報活動として仕事をして貰いたいのが条件だ」
「わ、わかりました……」
そう言われたわたしたちのフォース〈ASTERLISK〉はGBNにおける実状をほかのダイバー達に知ってもらうために活動をしていくことに。
……えっと、これからどうなるんです?これ?
***
こちらのつぶやきによる【試し読み】またpixiv先行にて2026/3/3現在、第三巻第四章まで更新中です〜!はやめにつづきを読みたい方はそちらの方まで〜!プロフにリンクありますので〜!
◇◇◇
またハーメルン版
も同様に更新中です〜!面白い!と思ったらお気に入り登録また星による評価などしていだけますと嬉しいです〜!プロフのリンク等からどうぞ〜!
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※リハビリ中のため基本的に作品名にHG~は素組みが主になります。また機体名のみの場合には部分塗装または全塗装作品です。
◇◇◇
ビルドダイバーズ(Re RISE) 二次小説
「陰キャアイドルはGBN〈惑星〉を救いたい。」
こちらでのつぶやきによる【試し読み】およびpixiv先行公開中↓
https://www.pixiv.net/novel/series/13612279
◇◇◇
ハーメルン版
「陰キャだけどアイドルはじめてGBN〈惑星〉を救う話。」
https://syosetu.org/novel/376255/
更新開始しました。
作中内ガンプラについてのファンメイド製作はこちら↓
https://gumpla.jp/moment/25158120
◇◇◇
ビルドダイバーズ 二次小説Reboot
「GBN始めたらギャルゲー攻略してた」(仮)
準備作業進行中。
◇◇◇
なお所属Discord模型鯖およびビルダーズノートに作品を投稿しています。
もし作品の無断転載を確認しましたら運営の方に報告をお願いします。
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