【旧キット】ザク【1/144】

これぞザク

　アニメから飛び出してきたかのようなザク。今でこそ量産型ザクⅡ、
０６Sなど、様々な呼び方・分類が存在しますが、私の中では・・・
”このザク”は「ザク」と呼ぶのが正しいと思っています。劇中では一貫してザクと呼ばれているからです。プラモの箱には思いっきり「量産型ザク」って書いてありますけどね(笑)　自分なりのこだわりです。

ザクマシンガン

　弱そうｗ　こりゃガンダムに傷一つ付けられないのも納得です(笑)

　しかし、劇中では地球連邦軍を震え上がらせた一つ目の巨人なんですよね。コイツの量産によって戦局が一変した、エポックメイキングな兵器です。

サイド７侵攻

　はあぁ～。たまりません。この造形。私は量産機が大好きです。もちろん、ワンオフ機だって好きですけど、兵器というのは量産されてこそ力を発揮するものだと思います。現在、世界各国が自国防衛のために装備している兵器だって、すべて”量産機”です。

　ガンダムは架空のお話であり、おもちゃのセールスが求められます。そのため、ガンダム1機で戦場がひっくり返るみたいな描写もありますが、現実はそうではないでしょう。
　「戦いは数だよ、兄貴」といったドズルの名言や、「量産型」という概念を取り入れたことは、アニメであるガンダムに、リアルな戦争感・現実感を与えようと奮闘した富野由悠季監督の必死の叫びであるようにも思えます。「子供を騙すのに、“子供騙し”は通用しない」という富野監督の信条が、私は大好きです。

　「量産型」という概念は、戦争における”破壊”だけを描くのではなく、“生産”の部分にもフォーカスをした素晴らしいアイデアだと思います。マチルダさんと岡田斗司夫先生が、そんなことを言っていたような気がします（うろ覚え）

　我ながら、オタク特有の早口言葉が凄まじいですね。私は、現行の「ザク」のキットの中では、これが１番好きです。ジムはHGUCの方が好きなのですが、ザクはHGUCよりも旧キット派なんです。なんか不思議ですよね。同じ量産機なのに。

　可動範囲も狭く、武器もマシンガンのみの為、写真がどれも似たような構図になってしまいました(笑)　そして、それを誤魔化すかのように、ベラベラと早口をまくし立てる始末ｗｗ

　ここまで見て下さった方がいらっしゃるかは分かりませんが、最後までご覧いただき、ありがとうございました！