旧キットの1/100ネオガンダムを制作しました。
このキットは多色成型キットとなっており今では最新キットなどには使われてない整形方法で、
素組みしかできない子供などには組み立てるだけである程度の色分けを楽しめる反面、
塗装派にとってはマスキング必須であり「余計な手間だけ増やした、余計な事をしたキット」です。
今回こちらをフェイスマスクの改造、関節改造、胸のダクト部の改造などを施し、
それに塗装して仕上げました。
このガンダムはRXナンバー最後のガンダムであり、
AE社製作最後のガンダムでもあります。
連邦軍の正式ナンバーは「RX-99ネオガンダム」ですが、
AE社内での開発コードは「AFX-9000」で、
読み方は「アナハイム フォーミュラ エグザミネーション ナインサウザント」らしいです。
支え無しでGバードを片手で保持できるので、
関節改造による保持力の劣化などはないようです。
ビームシールドとサーベルはそのままだとスケスケすぎて安っぽかったので、
上から軽くメタリックグリーンを塗装してやりました。
ボディに接続する二の腕~関節まではHGのνガンダムの物をそのまま移植。
下腕部はその関節を接続できるようにポリキャップの接続部を改造して変更したりしています。
おかげでここまで曲がるようになります。
写真はありませんが、
腕を背部に回してビームサーベルを掴むポーズなどもできるようになりました。
コアファイターも塗装し、
ガンダム本体と合わせて余っていたデカールなどを貼って仕上げました。
ガンダム本体の方はキット付属のデカールは微妙な物は排除して余っていたデカールに置き換えています。
左は素組みのネオガンダム(画像はネットから拝借したもの)で、
右は一体成型になっているフェイスマスクを切り取り、
代わりにHGのνガンダムのフェイスマスクを移植したものです。
あと方関節も変えているのが少しだけ分かると思います。
ボディの中にHGのνガンダムの肩関節を移植できるように適当にプラ板とパテを仕込んで固定しています。
このおかげで前後スイング、上に腕を上げるというポーズが可能になります。
HGのνガンダムの腕をネオガンダムの下腕部にそのまま接続するだけでは、画像右のようになるため不格好になってしまいます。
なのでネオガンダムの下腕部を改造する必要があります。
画像左のネオガンダムの腕の中身を綺麗にくりぬき、
ポリキャップを少し下に下げる加工をしました。
このキットは多色成型の関係で、
青いボディパーツと黄色いダクトパーツが段差ナシで成型されていてメリハリが無いので、
ダクトとコクピット周りにプラ板を細切りにして貼りつけ、
それを削って整形して画像右のように黄色いダクトパーツが少し奥まって見えるように改造しました。
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元々素組みが基本でしたが、
缶スプレー塗装を経て2021年夏以降からエアブラシデビューしました。
プラ板を使っての改造などにも少しずつ手を出しています。
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