１／１４４ガンキャノン接近戦用オリジナル武器

しかし彼は接近戦がしたくて仕方がありません。その事を部隊長に伝えると、

「殴ればいいんだよ～」と、

とんでもない事を言い出しました。

しかし、とある部隊のガンダムのパイロットはガンキャノンで格闘をしたという実績があるらしく、それ以上部隊長は彼の願いを聞いてくれません。

きっとガンダムに乗っているのはとんでもなく凶暴な奴に違いない。ジオン軍からも白い悪魔と呼ばれているらしい。そんな奴の真似なんかできるか!

困った彼は同じ部隊の何人かの技師に相談して接近戦用の武器を作ってもらうことにしました。

１人目の技師は、「噂によるとガンダムにはガンダムハンマーって鈍器があるらしい。見たことないけどハンマーって言うくらいだからこんなんじゃないか?」と言って大型ハンマーを作りました。

悪くはないけど振り回した時にバランスを崩しそうで採用を見合わせました。

２人目の技師は中世の騎士が持っていそうな斧を作ってきました。

ハンマーより扱いやすくて好感触。

でも長すぎて艦内に入りません。

３人目は三国志が好きな技師。

作ってきたものはどことなく三国志に出てくる武将が持っていそうな武器でした。

ただ、鉾の部分を鈍器にしていてあまり強そうに見えません。とりあえず保留です。

最後はアニメーター志望だったが、内定先がジオンの攻撃で破壊され、やむなく戦争が終わるまで軍人となった技師が作った武器？

「これで戦えと？」

「こう見えてちゃんと希望に添えるように作ってますよ。携行しやすく艦内にも入ります。強そうに見えないかも知れませんが、戦場でこの杖持っているのみたら怖くないですか？」

「まあ、ある意味やべーのがいると思われるだろうが…。でもこれ鈍器としては使いにくくないか。」

「えっ、これ鈍器じゃないですよ。」

「こうやって刺すんです。」

「怖えぇよ。」

この日から、ガンキャノンには接近戦用の武器は開発されなくなったそうな…。

ちなみに元は１００円ショップに売っているピックです。

それにプラ板やランナーを継ぎ足してます。

あとラインストーンも一部くっつけました。

最後までご覧いただきありがとうございました。