ガンダムアーティファクト第4弾5.ウイングガンダムを筆塗装しました。
主だった作業は
- 合わせ目消しと一部後ハメ加工
- 水性ホビーカラーとエナメル塗料での筆塗り
-
ディティールアップパーツと水転写デカールの追加
をしています。ミニ箱に憧れていたので写真用紙にプリントアウトして作ってみました。
素組みと並べてみると着彩後は締まってみえてかっこいいです。しかし小さくてびっくりしたな…
アーティファクトは元より造形がいいのでディティールアップを施すか悩んだのですが、情報量を増やしたかったので手間を掛けて良かったなと思います。
横から。本来イエローとブルー、ホワイトの明るい色合いですが、オレンジに変更し暗めの配色にしました。
バーニア等のシルバーはつや消しを吹いたら灰色になってしまった、いつも対策するのを失念します。
素材がABS樹脂ということで破損が怖かったので、初めてサフも塗料もトップコートも水性に揃えました。シルバー部分のみエナメル塗料を使用しています。
エナメル塗料、はみ出てもエナメル溶剤できれいに拭き取れるうえ、希釈を気遣わなくてもムラなく筆塗りできて使い勝手の良い素材だなと思いました。
後ろから。今回の為にいくつかデカールを購入したのですが、機体サイズが小さくて結局使えなかった…あと塗料が完全に乾いていなかったからか、マークセッターを塗布した時にすこし色が浮いてきて焦りました。
製作工程
ライフルと腕部、足の大部分に合わせ目がきていました。対策として両手首と腕部、ライフルと手首のみ後ハメ加工をし、接着後に合わせ目消しをしました。脚部は面倒だったので全て下地前に接着し合わせ目消しをしています。
他は塗り分けしやすいようなるべく分割されたまま塗装しました。
下地は筆の届かない所が影になるよう、また関節部を塗装しないで済むように黒サフの1000番をエアブラシで吹きました。筆塗りでもよかったのですが、塗装が筆塗りで塗膜が厚くなるため、薄く均一にしたかったので…
塗装過程
水性ホビーカラーを1.7倍ほどに希釈して塗布→半日乾燥を3回繰り返しました。ホワイトは下地が黒の関係で透けてしまい不安でしたが、3層目である程度綺麗になってくれて助かった…やはり水性筆塗りはシャバシャバな塗料で、根気強く重ねるのが正解のようです。
ディティールアップ工程
メタルパーツはそのまま、MSGのプラユニットは先に着彩してから、塗装が溶けないよう瞬間接着剤で貼り付けました。その後に組み上げてエアブラシでトップコートを吹いたのですが、やはりガス缶より綺麗ですね。
使用塗料とディティールアップパーツについて
- サフ→水性ブラックサーフェイサー1000
- オレンジ→水性ガンダムカラー ハイネ専用機オレンジ+水性ホビーカラーつや消しレッド
- ブルー→水性ガンダムカラー エアリアル(改修型)ブルー+水性ガンダムカラー ティターンズブルー2
- ホワイト→水性ガンダムカラー ガンダムホワイト
- レッド→水性ホビーカラー つや消しレッド+水性ガンダムカラー ダリルバルデレッド
- カメラアイ→水性ホビーカラー 蛍光グリーン
- バーニアや六角ナット→タミヤエナメルカラー クロームシルバー
- トップコート→クレオス プレミアムトップコートUVカットスムースクリアー(つや消し)
胸のオーブはHアイズ1の一番小さいものを入るサイズまで削って、トップコートを吹いたあとに接着しました。水転写デカールはGMデカールが気に入っています。乾燥後透明部分が剥がれるので…
今回初めてのアーティファクト塗装、初めて水性とエナメル塗料の筆塗りと大変勉強になりました。作業前に工程や配色の設計をしっかり立てたのも良く作用してくれたと思います。
サイズが小さいだけに苦労しましたが、性には合っていたようにも思えるのでまた手に入ればチャレンジしたいと思います…手に入れば…
コメント
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丁寧で美しい塗装ですね。
ダークグレーなどでスミ入れしたら、また印象がぐっと変わりそう。
基本の塗装がとてもきれいで繊細だからこそ、ですね。色々誤魔化す必要後ないのが羨ましいです。
小型なキットなのに最高の情報量! メチャクチャカッコいいです!
うおおおおおお!すっごーい!!!
アーティファクトめちゃくちゃ細かくて、組むだけでも大変なのに、このカッコ美しい仕上がり! ディテールアップまでされているなんて、マジで尊敬します。本当にカッコいい!!
ありがとうございます…!!素晴らしいキットですがこの細かさで塗装するのはかなり大変でした、先人の凄さを思い知らされるばかりです。
でかくて重そうなMSが好きです。
HG ジ・オ(スジ彫り部分塗装)
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