RE/100 ガンダムMk-Ⅲ

いつも通りフレームは部分塗装の簡単フィニッシュ、外装は全塗装し、水転写式デカールを貼り付け後にツヤ消しトップコートで仕上げています。

ツインアイにはラピーテープを貼り付けてあります。

キットにはそこそこ細かいディテールが入っているので、その彫り直しを中心に行いました。
追加したスジ彫りは多くはありません。

カラーリングはGFFを参考にしました。

青味がかった本体色が好みではなかったので、ガルグレーを基本色にしています。

各部の改修ポイントです。

・頭デッカチに見えるので裾周りを約1mmカット
・マスクをシャープに削り、馬面に見えるので位置を奥・上に移動して固定
・アンテナのインパクトが強いので、根元のモールドを埋めて外形を小さく
・トサカを低く、前後に長く見えるように形状変更
・首を約1mmカット

・肩の外に広がる形状が好きではないため、下に1.2mm延長し、上部内側のブロックを形状変更。
・肩を後ろに引けるように胴体関節周りをカット
・ヒジが長くてバックパックと当たるので約3mmカット
・握り拳の親指が出過ぎている＆埋まっているので、切り離して形状を修正した後に再接着（左拳のみ）

・フロントスカートがペラペラなので1mm厚く
・ふともも付根の干渉部をカットして、ハの字に開くように
・ふともも正面の稜線を削って、出来るだけなだらかに
・スネ正面ダクトの枠が何だか目立つのでカット
・ふくらはぎが垂れ下がった印象なので、ダクト付近を削り込んで頂点を上に2〜3mm移動
・ヒザ横の丸モールドをボリュームアップ
　本当はふくらはぎを上下に詰めて、スネを延長しようと思ったのですが、加工が難しかったので諦めました。
・外側のアンクルカバーとスリッパの間にスキマが開くのがイヤだったので、干渉部をカットして閉じるように可動範囲を拡大
・足首正面カバーが細長いので、1.6mm幅増しして5mm弱カット
・足首を水平方向に回転出来るように軸を追加
　これによって、脚は2mm延長されています。

・肩キャノン先端のファンネルのような形がイヤだったので、コトブキヤのパーツに置き換え
・色々とぶつかるのでバックパックと胴体の取付部で3mm後ろにオフセット

完成写真を見て、ヒジが不自然に曲がっているなと思っていましたが、バックパックとぶつかることが原因でした。
今回、肩を後ろに引けるようにしましたが、これもぶつかるのをオフセットによって回避しています。

・キットのライフルはヒョロっとしていて弱そうなので、アレックスの初代MGのものに手を加えて持たせました。

センサーとグレネードを追加しています。

・シールドが腕から離れすぎているので、接続部品を約4mmカット

キットのライフルはバックパックに付けられるようにマグネットを追加してあります。

手に持たせることも可能です。

ジョイントが付属するので、アクションベースに接続することが可能です。

大型のキットですが、ディテールはスキなく入れられていますね。

スリムな体型なので、ポージングさせる際に干渉が気になることは少ないです。

塗装は、水性ホビーカラーをエアブラシで吹いています。

・ガルグレー
・サフ色
・ディアクティブホワイト
・シャインレッド
・ニュートラルグレー
・ニュートラルグレー＋ダークグレー（6:4）
・焼鉄色
・ツヤ消しクリアー UVカットスムースクリアー

ガルグレーが思ったよりも黄色？緑色？寄りでしたが、そのおかげで兵器っぽい感じになったように思います。

注意事項
・丁寧に作業したつもりですが、小キズやホコリの付着などのアラはあります。
・肩、スカートや足首カバーの裏はディテールアップしていませんが、グレーで塗ってあります。
・ビームサーベルの刀身はランナーから切りっぱなしの状態です。

Mk-Ⅲはスリムな本体と、上下に伸びたバインダーがマッチしてカッコいいと思います。
このボリュームの機体をサクッとつくれるRE/100シリーズは面白いですね。もっと種類を増やして欲しいのですが。

カラーリング変更だけしたモノはよく見ますが、意外とこのキットを改修した作例は見かけません。
流通量が少ない、もしくは人気が無いのでしょうか…。

スリムだけど何かバランスが悪いなと思っていた本キットですが、各部の改修によってイイ感じの細マッチョになったかと思いますがいかがでしょうか？
改修内容は地味ですが、そこそこ効果はあったかなと思います。
使いどころを探していたアレックスのライフルが、意外にも似合いました。

次はMGで連邦の白っぽい奴をつくろうと思います。
年内の完成は厳しいかと思われます。

ご覧いただきありがとうございました。