オペレーション・メテオが実行される約15年前のA.C.180年頃、A.C.史上初の戦闘用MSトールギスを開発した科学者達が、コストと実用性を度外視し、高性能のみを追求し設計した機体。画期的な新素材であるガンダニュウム合金を装甲や構造材に採用した初のMS。全ての基本性能はトールギスを遥かに凌駕する。
しかし、トールギスの性能の時点で扱えるパイロットが存在しなかった事、主武装のツインバスターライフルの過剰な攻撃力と制御系に組み込まれた「ゼロシステム」の危険性、何よりも当時の技術が実際に製造可能な水準に達していなかったため、ゼロシステムの原型を含め、科学者達は設計データを封印した。 彼らが以前所属していた地球圏統一連合が急速な軍事化を推し進め、彼らの故郷である各コロニー自治府に圧力を強めたため、トールギスの設計図が完成した段階であったが連合を出奔。連合を乗っ取り、地球圏完全独裁の野望を抱くOZを潰すという背景がある。 劇中登場するウイングガンダムゼロは科学者たちがそれぞれ持っていた本機の草案のうちH教授の設計図を元にカトルが組み上げたものである。
ゼロを封印した科学者達6人の内5人の科学者達は、それぞれのコロニーの反連合勢力と結託し、各々が得意とする技術を活かしたガンダムを開発。なお、残る1人ハワード博士だけは自分のガンダムを造らず、その己のバーニアに関する技術をもって巨大宇宙戦艦ピースミリオンを建造する事となる。
特殊機能
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ゼロシステム
超高度な情報分析と状況予測を行い、毎秒毎瞬無数に計測される予測結果をコクピットの搭乗者の脳に直接伝達するインターフェース。
変形
MS形態からネオバード形態への変形が可能。
武装・必殺攻撃
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ツインバスターライフル
2挺のライフルを平行連結した2連装型バスターライフル。ネオバード形態時は、分割した状態でシールドの左右に固定される。その威力はウイングガンダムのバスターライフルの2倍以上で、最大出力では一撃でスペースコロニーを消滅させることすら可能。また、2挺に分割して別方向へ同時射撃を行ったり、出力を調節して連射性能を高めることもできる。 ウイングガンダムのバスターライフルは銃自体に設置されたカートリッジよりエネルギーを供給する方式であり最大出力では3発のみに制限されているが、ツインバスターライフルの場合は機体ジェネレーターから直接供給する方式であるため、安定した連続発射が可能である。
マシンキャノン
両肩に内蔵された4銃身式機関砲。発砲時は肩口の装甲が展開し銃身が露出する。基本的に牽制や近接防御が主用途だが、ガンダニュウム合金でも量産型MS機に使用される程度のものであれば破壊可能な威力。
ビームサーベル
両肩アーマー内に1本ずつ格納されている接近戦用の斬撃武装。柄の形状や大きさは一般の量産機が装備する物と変わらないが、ガンダムの持つビームサーベルを含むビーム兵器はガンダニュウム合金の採用によってビーム発生装置の耐久性が大幅に向上しているため桁外れの出力を持ち、水中でも一切減衰せず使用可能。本機のビームサーベルは特に出力が大きい様で、劇中にて一振りで複数のMSを撃破している。
シールド
ネオバード形態時の機首を兼ねたシールド。空力を考慮した流線型のフォルムを持つ。先端部は伸縮構造となっており、敵への打突攻撃の他、機体冷却用の放熱装置としても機能する。
ウイングバルカン
シールドの左右両端に1門ずつ内蔵されている機関砲。
コメント
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コメント失礼します!めちゃくちゃカッコいい…良すぎです😳
ガンダニュウム合金感ですぎだし、素晴らしい作品見れて幸せです!
コメントありがとうございます
お褒め頂き大変恐縮です
基本的にメタリックで塗装してます。
週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
HG.RG.MGが中心です。
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