【SDWヒーローズ】謙信マスターガンダム

【越後の龍🐲】
謙信マスターガンダム

ムシャワールド北国地方に君臨する稀代の名将。
人格は清廉潔白、武神・毘沙門天を厚く信仰し、酒🍶と合戦をこよなく愛する。
天才的な戦術指揮能力で戦場では常勝不敗！諸国の大名から「軍神」と恐れられるが、領土欲や野心は一切持たず、ただ"義"によってのみ兵を挙げる。

【軍馬 放生月毛】
謙信マスターガンダムの愛馬。
仏典における慈悲行の功徳と、黄白色に輝く美しい毛並み(月毛)を由来に号する。
鞍上の謙信と共に歴戦を駆け抜けた百戦錬磨の優駿🐴で、第四次川中島合戦では単騎で多重の防衛陣を突き破り、信玄ゴッドガンダムの本陣に強襲を仕掛けた。

【十二王方牌 車懸りの陣】
謙信マスターガンダムの必殺軍法。
麾下の精兵・上杉十二神将を車併陣形に配して敵全軍を釘付けにし、生じた間隙へ謙信自らが駆け入って敵大将の首級を狙う、大胆極まる「一手切」の奇襲戦術。
甲斐武田氏秘伝の軍学書『甲陽軍鑑』にはその猛威が克明に記されている。

【謙信と信長】
古き伝統と秩序を重んじる謙信は足利将軍家への忠誠心も篤く、そのため当初15代将軍を庇護して上洛した信長を同じ主君に仕える同志と認識し良好な同盟関係を築いた。
しかし天下布武を志す信長が室町幕府を滅ぼすと一転！謙信は激怒し、魔王討滅の大義を掲げ北陸道から畿内へ攻め上がる。

【山鳥毛】(さんちょうもう)
謙信マスターガンダムの愛刀。
備前国福岡一文字派の最盛期に鍛えられた最上級大業物で、現代では約5億円の価値を持つ国宝刀剣の一つ。
抜群の斬れ味と重量・強度を有する長大な太刀ながら、鍔を嵌めず短刀用の合口に拵えるなど謙信独自の美学に基づく変則的な刀装を付す。
附：獣毛皮尻鞘拵

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SDWヒーローズ・オリジナル英傑を製作しました。

ヒーローズ本編の第4話、信長ガンダムエピオンがムシャワールド内で敵対する大名として「謙信、信玄、元就、勝頼」と言及するシーンがありました。
その後しばらく第7話の本能寺ホテル宿泊の頃には天下統一の目前まで進んでいたので、彼ら諸大名が実際に劇中に登場する事はありませんでしたが、この「各地に戦国大名が割拠するムシャワールド」という世界観が示された事から着想を得て、今回上杉謙信モチーフのキャラクターを作らせて頂きました。

演者MSはマスターガンダム、ベースキットは三国創傑伝の典韋マスターガンダムです。
カラーリングを上杉謙信イメージの純白へガラリと印象変える事で、元の典韋とは全く別の人物な雰囲気に仕上げています。

造形はマスターガンダムの特徴的形状を基本に残しながら、SD戦国伝・武神降臨編の上杉謙信頑駄無のキットから戦国武将らしいパーツを随所に仕込みました。
謙信所用と伝来の日月前立を額に、ガンダムヘブンズソードの頭部も少し意識した長烏帽子形兜はエポパテを盛って削って整形しました。
謙信頑駄無の肩鎧はマスターガンダムの背部バインダーに見立てる形で装着し（騎乗時は母衣のような膨らみが感じられて良い感じになりました）、腰部フロントアーマーの左右にも甲冑パーツを利用しています。

戦国武将をモチーフとしたSDガンプラとしては前作にあたるSD戦国伝・武神降臨編ですが、今回このように上杉謙信頑駄無の特徴を色濃く反映したので、"武神降臨編のヒーローズ規格化"といったコンセプト的側面も見出せたのかなと思います。

ほか、例の如く全身の関節をボールデンアームアームズに置き換えた大幅な可動改修を施しておりよく動きます。
背部のマントおよび腰部リアアーマーはアルセーヌガンダムXのパーツを使用しました。
右側マントに配置した毘沙門天の「毘」の文字は水転写式デカールです（漢字セット商品を購入したのですが、なぜか「風林火山」はあるのに「毘」が無かったので限りなく近い「昆」の字を貼り付けてから一本線を足しました）。

刀の鞘パーツには手芸用のフェイクファーを盛り付け、モコモコの毛並みをハサミで切り整えて平安武者以来の伝統的刀装である獣毛皮尻鞘風に仕上げてみました。

SDW軍馬もSD戦国伝・武神降臨編の上杉謙信頑駄無キット付属の人馬一体ギミックが大変印象的だった放生月毛へのリスペクト込めて、カラーリングや金属甲冑の質感を出来るだけイメージ再現する形で付属させました。
また今回、謙信の腰部パーツに軍馬への安定騎乗を可能とする改修を施し、加えて下馬時アクション用の広可動太ももパーツと騎乗時用の安定型太ももパーツの差し替えでどちらのアクションも両立して楽しめるよう工夫して製作しました。

白いマスターガンダムという事で、意外と上杉謙信のイメージと良く組み合わさってくれて清廉な雰囲気が再現出来たかなと思います。
今後も引き続きSDWヒーローズ新商品を楽しみに待ちつつ、オリジナルのムシャワールド武将を製作して参りたいと考えています。

以上、長文となってしまい恐れ入りますが、閲覧頂きありがとうございました。