MGSDフリーダムガンダム

正面と背面
Gジェネクロスレイズに近い４頭身。大好きなスタイルです。
全高はEGガンダムやHGエアリアルとほぼ同じでした。

「MGの技術をSDに集約」という触れ込みですが、
全体のパーツを観てや一通り組んだ感覚としては、
近年のバンダイキットの集大成と言っても相違ないキットでした。
昨年末の神キット「RGガオガイガー」の機構も採用されてます。

脚だけでの自立も一応は可能ですが、
羽根がガッツリ重いので４点設置したほうが安心感があります。

顔面アップ
SDと言えば顔。

観る角度で「大河原デザイン」「カトキデザイン」「重田デザイン」に見えるような気がしています。
特に横顔が角度によってメッチャ悪人面になるのが好きです。

メタリックグロスインジェクションが施された内部パーツと、
各種外装とクリアパーツの積層構造で奥行きを持たせ、
バルカンや排気ダクトがメタリック調に見える設計がされています。

正直、下手に塗装しない方がいいレベルです。

2003年に発売されたBB戦士フリーダム（￥550）と並び立ち。

その価格差８倍。
20年の歳月の重みを感じています。

お高いけど、こんな素晴らしいキットを体験できるとか、本当に良い時代になったなぁ・・・

ここからはアクションポーズ。

先ずはお決まりのOP再現。

バックパックと主翼の伸縮ギミックでかなり大きく羽根を広げる事が出来ます。

各部の軸にはロック機構があり、
組み上げ後にポロリしない構造になっています。

…それが原因でバラエーナの基部パーツを忘れて主翼を組んでしまって死ぬほど焦りましたが、各部のKPSのおかげで何とかリカバリー出来ました。

脚部は二重関節に加えて足先も曲がるので、フリーダムの印象的な飛行ポーズ再現にかなり貢献してくれます。

脚グセが悪いキラさんの蹴りもできます。

胴体のひねりや股関節のポジション移動、サイドアーマーの逃がし構造など、SDでありながらHGやMGのギミックが満載なので動かしてて楽しいです。

かなり無理をしてますが、種運命のフリーダムで僕が一番好きな「逆さバラエーナ」もできます。
（この後の「逆さハイマットフルバースト」も有重力下でどうやって制御してんのか謎ですがｗ・・・まぁ、SEED世界は戦艦が有重力下でバレルロール出来るんで現実の地球より重力が軽いのかもしれませんが・・・ｗ）

バックパックのブースターを可動させてスタンド穴を露出する構造なので普段は穴が見えず、大きく目立つ事も無いので、見た目を損なう事無く飛行ポーズでディスプレイする事が出来ます。

翼は軸の調整で「いつもの２枚羽根」と「チャイナ立像風１枚羽根」の両方を再現できるようになっています。

基部のパーツにワンポイントとして「リフレクションカット」されたクリアパーツが仕込まれていて、光をランダムに反射してくれるのがカッコいいです。

裏へシルバーを塗って反射を試しましたが効果が無く、
今回は素組みのままになっています。

EXシルバーならもしかしたら反射をもっと強調できるかも。

ラストはBBと一緒にダブルハイマットフルバースト！
（このポーズに辿り着くのに１時間かかりました）

撮影忘れましたが、MGサイズのビームサーベルが付属します。
バルバードモードにすると長すぎて画角に収まりませんｗ

というわけで、MGSDフリーダムガンダムでした。
RGガオガイガーや水星の魔女シリーズもですが、近年のバンダイのキットはパーツがピッタリはまる瞬間が気持ちよくて、組んでて非常に楽しいです。
ぜひ第２弾・３弾と続くシリーズになる事を願っています。

ではまた、次の投稿で！