〝始まり〟のEGガンプラ3体

■カイシーストライク

中国語で「始まり」を意味する。

ストライクベースの女性型ガンプラで近距離特化。武器はビーム＆ヒートの複合型方天画戟、小型Iフィールド内蔵の金虎爪、機体のフェイズシフト装甲によりわずかに実弾兵器への防御力が高くなっているところに、Iフィールドでビーム防御も、そして、突っ込んで接近戦、というスタイルなのだが、ビルドクオリティが足りておらず、Iフィールドは近距離では通常のビームライフル相手では機体中枢への直撃はなんとか避けれるというレベルでしかない。

複合型方天画戟は、ガンダムフレームだろうと、フェイズシフト装甲だろうとブッた斬る、という強い意志の現れ。博士からの制限はあったとはいえ、中遠距離完全に捨ててくるなんて、女性型だが、最も漢らしいガンプラ。

股関節の軸変更、肩関節の短縮、足のハイヒール化、SD斉天大聖闘戦勝仏からのパーツ移植、フロントスカート延長、ネイルシールでチャイナドレスの女性型をイメージして作りました。

■ガンダムイニツィオ

イタリア語で「始まり」を意味する。

EGガンダムベースのガンプラ。戦闘スタイルは中距離射撃戦メイン、ジャンプしてミサイルばら撒いて、ビームライフル撃つ、着地、を繰り返すのが基本動作。接近戦ではビームサーベル２本を使用する。通常のガンダムよりジェネレーター出力を上げて排熱ダクト、ブースターを増設しており、上記の戦闘パターンが取りやすいようになっている。

イタリアのイメージは正直沸かなかったので、スーパーカーみたいなカッコイイガンダムって感じ。

■アルヒーν

ギリシャ語で「始まり」を意味する。

EGνガンダムベースのガンプラ。空中からの射撃戦メイン、近中距離から２丁のビームマシンガンをばら撒く。運用はガンダムエアマスターと同様である。接近戦時はボックスタイプビームサーベルを使用する。ビームシールドも搭載している。

ギリシャ空軍機カラーに少しイメージをもらっています。スプリッター迷彩にしたかったのだけど、EGで仮組みをしていないこと、水性で塗膜が厚くなりすぎると思ったので、単純な模様で。ビームシールドはレジンとネイルコートで作成。

ウイングはベギルベウのを拝借。ビームマシンガンは、ストライクとエクシードギャラクシーの余り武器のをマズルとか切り飛ばして使用。

ラーガンダムの発表を見て「今までの3体のEG全部にこういう改造機あったら面白いよね。3体といえばポケモンの最初、ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネ、を選ぶ場面が思いついちゃうなー。」が最初。ついでにその頃水性塗料のLINKL PLANETコラボステラカラー全色を予約したので、これメインで作品を作りたいな、と。

ということで、できました。途中、制作中断してた時期が数ヶ月あったので、例によってかなり遅れましたが…

普段はラッカーメインで、水性とエナメル少々という感じなんですが、ステラカラーめっちゃ良いですよ。エアブラシで吹いて良し。筆塗りでよし。

アルヒーνの額のパーツ元は黒っぽい色なんですが、ステラブルー筆塗り一発でこの発色です。ネットの模型サイトの記事で隠蔽力は弱いってあったけど、青系なら十分ありますね。

カイシーストライクは闘戦勝仏の後ろスカート部分付ければいけるなー、と思いついたのが一番の山場だったかも。

左足の内側に蝶のデカールがセクシーポイント。アマゾンで中華風ネイルシールセット買ったけど、サイズオーバーで全部使えなかったよ。セリアさんまじ助かりました。

ランナーから作ったアンテナ増加、膝のところもランナーから加工したパーツを差し込み。

ハイキューのメタルパーツは使いやすくてよいです。

バックパックや脛へのブースターノズル追加。

初代ガンダムってどうやって横へのブースターダッシュしてるのだろう？

ステラカラーは少し高いのですが、とてもいい塗料ですね。3体ともトップコートは別々で、アルヒーがラッカーのスーパークリアIII、カイシーがトアミルのフルグロスクリア、イニツィオが缶スプレーの水性PREMIUMトップコートつや消し。

つや消ししても、ステラカラーのパール感は残ってますね。

今回EGなので仮組みをしてバラせる気がしなかったため、仮組みをしていません。とはいえ、全部頭の中でやるのも無理があったため、もう1機ずつ通常のEGを用意してパーツ単位で改造して取り替えてってやってます。あと、水性塗料で塗膜が厚くなるため、組めるか心配なところはありました。組むときにハマらなさそうなところはやすってから組んでます。