ブラッドリベンジブリッツガンダム

◯対艦刀「シュベルトゲベールR」

　本機の主兵装。かつてストライクが使用していたものと同型のものを採用しているが、性能と威力はオリジナルよりも各段階にアップグレードしている。

　この武装を用いてストライク系列のダガーシリーズとウィンダムのコックピットを必要に狙って撃破する。

　特にヤマト准将の駆るフリーダムの、やはりコックピットを執拗に狙うのも特徴。

●マガノイクタチソードストライカー

　オーブ貴族の1人であるサハク家の代表が所持しているらしいモビルスーツゴールドフレーム天ミナが装備している「マガノイクタチ」と、ソードストライクの「ソードストライカー」を合体してパック化した複合ストライカーパック(このサハク家とゴールドフレームについてはカガリ代表に確認したところ、怪訝な表情で誰だそれは?と返された)。

◯マガノイクタチ(禍ノ生太刀)

　バックパックの巨大な翼のような形をした武器。

　敵を挟み、敵機のエネルギーを吸収する。コロイド制御技術がオリジナル開発当初よりもアップデートされた結果、敵に触れずとも強制的に放電させることができる。

◯マガノベニホコ(禍ノ紅鉾)

　マガノクイタチ内部に隣接されているVPS装甲を施されている実体剣を兼ねたアンカー武器。射出して突き刺し捉える他、ミラージュコロイドシステムにより消すことも可能。

●ビームサーベル「ヒカリノヤイバ」

　トリケロスから分離して単独武装となったビームサーベル。普段は右肘コネクト部に常備されている。

　複合装備で無くなった分、ビームサーベル一本分でのエネルギー供給循環が良くなり、出力・威力が安定している。　

●スティレット投擲噴進対装甲貫入弾編集

　右腰のキャニスター内に格納される短剣型の投擲弾。投擲後はロケット推進によって目標に到達し装甲を貫徹、内部で炸裂しダメージを与える。その姿、クナイを投げつける忍者の如し。

　また、近接格闘戦ではアーマーシュナイダーの様な短剣としても使う事が出来る。

●アンカーランチャー

　ストライクEやノワールストライカーの物と同型の多目的アンカー。機体の各部に搭載している。

　使用されるワイヤーはMSクラスの重量を持つ質量体で在っても懸架可能な強度が有り、これを用いて本体のスラスターを吹かさずにアンカーを引っ掻ける事で、熱感知をされずの移動が出来る。本機のミラージュコロイドステルス展開時の移動手段として多用されている。

●ピアサーロック「グレイプニールR」

　左腕に装備されたスラスター付きの有線式ロケットアンカー。

　射出展開しての捕縛拘束等がメインであるがさらなる改良が加えられ、放出後もより自在に自在に動かせる設計になった。また、射出せずに刺突型格闘武器として使用する事が可能となり、勢いを乗せれば並の装甲なら安々と貫通する威力を持ち、例えVPS装甲やヤタノカガミでも振動や衝撃が伝わる為、パイロットや計器類への負担、そして装甲へのダメージ蓄積は大きい。

　さらには捕縛拘束した際にセンサー計器類を狂わせ破壊する電磁パルスを流したり、拘束したまま転倒させて隙を作り、マウント攻撃を仕掛ける。

　その黒色の装甲を基調としつつ、まるで返り血のような赤色が入り混じったカラーリング目を引く。

　さらには、何故かフリーダムに対して執拗に対艦刀シュベルトゲベールを振るい、明らかにコックピットばかりを狙う特徴が見受けられる。

　しかし、かと思えばザフトに対してはまったく攻撃をせず、どんな状況であれ連合側やストライク系列のモビルスーツ、そしてフリーダム、つまりヤマト准将を狙っているのである。

　実はファウンデーションに密かに協力していたライブラリアンが開発した機体であり、パイロットの正体はカーボンヒューマンとして再生されたニコル・アマルフィ。

　ザフトに攻撃しないのも当然であり、連合とストライク系列のモビルスーツ、何よりもフリーダムを狙うのは、自身を死に追いやったヤマト准将に対する憎しみと復讐故であったのだ。

(最も、これはライブラリアン及びファウンデーションによる洗脳と記憶操作によって故意に作り出されたものであり、オリジナルの彼は間違っても復讐に身を焦がすような人物ではなく、ピアノと平和を愛する優しい人柄であった。)

　ーしかし、やはりそのライブラリアンと言う組織の存在は、どういうわけか、どう調査しても確認することが出来なかった。まるで見えない力が働いているように、こちら側と接近させまいとする抑止力とでも例えるべきか(そもそも毎度裏で必ず関わっている疫病神のジャンク屋ギルドも、誰も直接メンバーの顔を見ることが出来ない)…。

　よって、このニコル・アマルフィは、かつての負の遺産であるコロニーメンデル経由でファウンデーションが何らかの形で作り出した悪質なクローンという結論に至り、搭乗しているブラッドリベンジブリッツもファウンデーション側が用意したデッドコピー機であると結論付けることとなったー

●タクティカルトリケロス

　攻盾システムトリケロスから大振りの盾をオミットし、小型化してより取り回しと使い勝手を良くしたもの。

　ランサーダートは2本に絞られ、貫通爆破力を高められている(いざとなったら予備の一本でくさ刺し爆破)。

　新たに形成される中型のビーム刃による近接戦闘武器、そして分離式の小型ビームライフルが特徴で、出力は以前のオリジナルと同等かつ奇襲に最適。

　20年分殺され続けた積年と怨念の恨みを逆パターンで果たす(あのニコルにそんな感情はありえません!!)

　ザフト＝2人は襲わないの図。

　撤退だキラ！！の図。

　助太刀が必要かい？な図。