ガンダム・フレームタイプ32号機
厄祭戦時に開発されたのは間違いないが、戦後行方不明扱いとなりモビルアーマーとの戦いで大破し消失したと思われていた。
しかし厄祭戦終結後約300年経過した現在、侵入困難なデブリ帯で発見された。
アスモデウスには戦闘記録が残っておらず、実戦投入される前に終戦を迎えたと思われる。
そのため外見は開発当時の姿がそのまま残っている上、武装すら未使用の万全の状態で発見されたという。
つまりバエル依頼の厄祭戦時の阿頼耶識を有するコクピットブロックを持って発見されたということになる。
開発時期が近いであろうASW-G-29 ガンダム・アスタロトオリジンと全体的な外見が似ているが、アスモデウスは両腕に装着された伸縮式のグラン・トンファーをメインとした戦闘を行うよう装備が整えられている。
グラン・トンファーには炸薬式の射出機構を持ち、標的に接触後ゼロ距離射撃で相手の装甲を一撃で貫く。
使用ごとに薬莢は排出される、とあるので連発も可能である模様。
両腕の基部で前後に回転させることが出来るので相手の位置に問わず攻撃が可能と思われ、一度伸ばした状態では普通にトンファーとして武器として使うことももちろん可能。
ダインスレイヴの近接武器版とも言える武器だが、ダインスレイヴのシステムを接近専用武器に利用したのか、このシステムを発展させたのがダインスレイヴなのかは全くの不明。
ダインスレイヴを有するガンダムはフラウロスとキマリスヴィダールが存在しているが、64号機と66号機でありそれ以前の登場済みガンダム・フレーム機にダインスレイヴは搭載されていない。
なお炸薬式というのはASW-G-29 ガンダム・アスタロトリナシメントのバスタード・チョッパーに同様のシステムが組み込まれている。
他の武装として110mm口径のミドルレンジライフル、ギガント・ジャベリンを装備している。
ライフルは敵機の牽制用であり、腰部スカートにマウント機構を持ち、グラン・トンファー使用時に邪魔をしないサイズのライフルが用意されている。
見た目はグシオンのサブマシンガンに似ている。
ギガント・ジャベリンは中距離戦に対応し、伸長時のグラン・トンファーとほぼ同サイズの大きさを持つ。
接近戦を嫌う標的に対しての使用が想定されており、ジャベリンという名前の通り投擲することが可能。形状の通り剣のように使用することも可能。
ソード部分にはスラスター機構を内蔵し、射出して攻撃出来る上、柄と先端部はワイヤーで接続されているため発射しても回収出来る。
サイドアーマーには手榴弾か何かと思われるパーツが装着されているが、キット発売に際してグレネードであることが判明した。
グラン・トンファーによるインファイトを仕掛けるため、煙幕を張って相手を撹乱する。
アスモデウスとはアマイモン配下の東方の悪魔の首座で、72の軍団を率いる序列32番の大いなる王。
牛・人・羊の頭とガチョウの足、毒蛇の尻尾を持つとされ、手には軍旗と槍を持って地獄の竜に跨り、口から火を噴く。
特徴的な後頭部アンテナは牛の角、平たく大きな脚はガチョウ、射出可能なギガント・ジャベリンは毒蛇の尻尾もしくは手に持つという槍だろうか。
実はデザインは2018年の元旦、線画ではあったが公式ツイッターで公開されていた。
機体名が伏せられていたため、公開直後からASW-G-70 ガンダム・セーレではないかと言われており、
新しいガンダム・フレームがHGで発売するとしてシルエットが公開されてから、それがアスモデウスであると発表されるまでもやはりセーレが立体化するのではと考えられていた。
ウルズハントに登場予定。
現時点では誰がパイロットであり、どの陣営に所属しているのかは不明。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
相変わらず素晴らしい塗装力(アスモデウス、僕も買いましたよ)(gandam-hand2)
ありがとうございます。
いつもご覧いただき恐縮です。
基本的にメタリックで塗装してます。
週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
HG.RG.MGが中心です。
HG ブラックナイトスコードカルラ
『FREEDOM』のラスボス機となるブラックナイトスコードの…
HG ムラサメ改
C.E.75年を舞台とする映画『機動戦士ガンダムSEED F…
MG ガンダムデスサイズ(EW版 ルーセット装備)
ガンダムデスサイズ (Gundam Deathscythe)…
HG ライトニングバスター
廃棄されることになっていたバスターを旧クライン派であるアイリ…