AGX-AE ナーサシス
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AGX-AE ナーサシス

AGX-AE NARCISSUS

英:水仙 -スイセン-
花言葉:自惚れ・自己愛・自尊心・気高さ・神秘
(黄水仙:もう一度愛してほしい)

 ある時から様々な宙域で目撃され始めたMS。いつから存在するのか謎だが、人のうわさになり始めたのは第二次ネオ・ジオン抗争 ~ ラプラス事件のあたりを前後する。
 出現位置は現コロニーや廃コロニー、連邦管轄宙域、ジオン残党潜伏宙域、果ては企業・工業管轄宙域、軍事艦隊宙域などなにもかも問わない。
 交戦することは極めて稀で、ふと目にしたと思うと少し周囲を確認し、流星のごとくどこか遠くへ飛び去ってしまうという。

 その正体はAE社が所有するデータを基に再現された『ガーベラ・テトラ』、その改良機。前時代的MSとはいえそこは『ガンダム系』、凄まじいスピードと技術向上により得た運動性で瞬く間にいなくなる。ステルス機能を有し、さらに青と白のカラーリングが受光加減のあいまいな宇宙で迷彩としてはたらくため、目にとまる距離に来るまで気づかれにくく、この機体をより謎めいたものにしている。

 運用目的は不明で、一説には何者かの差し金で異端分子や対立者などに対してけん制をしているのではないかといわれているが、そもそも”謎”と噂されるこの機体がAE所有という事実に気付いている人物がどれだけいるだろうか・・・

 かつてのガーベラ・テトラがシュツルム・ブースターを装備した際の推力は316,000kg(素のSガンダムの約2倍、フルバーニアンの約1.35倍)、そのままの状態でもZガンダムを超えフルバーニアンに迫る推力を誇った。
 この機体もやはりフルバーニアンの1.35倍と当時と同じ推力を叩き出すが、それは背中に取りつけられた内蔵ジェネレーターと並列稼働する大型外付けジェネレーター兼タンクブースターの恩恵が非常におおきい。

 目撃者から変態とすら言われた機動力はジェガン・リゼル・バウなどの追跡を容易く振り払ったらしい。
 その余りある運動能力は取りつけられた可動式のスラスターによるもので、前に進もうとする力とAMBACとは別に上下にだいぶ行き過ぎた範囲をカバーするため、かつてのガーベラ・テトラには難しかった「進みながら上下を急に入れ替えとんぼ返りする」「きりもみ旋回しながら多方向へ回避する」といった気持ち悪い動きが可能という、AE社保有の技術を活かした賜物。

 モノアイだったフェイス部はやや丸みのあるツインアイに換装、後頭部モノアイもバイザー状に変更され、前後に広い範囲を見渡せる。
 アンテナも1本だったかつてと違い左右に2本となり、周辺情報をより細密に入手できるようになっている。

 他にも内部機構の一部が見直されたり、コクピットが最新のものに差し替えられたりと、古めのこの機体をせめて使えるものにしようとふんだんに手間暇かけたことがうかがえるが、一応の欠点も存在する。

1:実弾兵器や重い武器の使用がむずかしい
 これは速度がありすぎて撃った弾に追いつくことがまま確認されたためで、当時使用されていたデータを基に再度ビームマシンガンと両腕部の110mm機関砲のみに絞ることで解決された。
2:大型ジェネレーター
 詰まるところ『外付けの大型熱核エンジン』故の問題で、狙われると核爆発が起こる。機体が爆発した場合も巻きこまれるため同じことが起こってしまう。そして機体そのものにも当時と同じ数のジェネレーターが搭載されている。が、かえって追っ手が迂闊に攻撃できないという副次的な幸運を招くこととなった。

 そうした当時のデータをAE社は記録し、ガンダム計画が抹消されたあとでガーベラおよびガーベラ・テトラ製造時に残った・・・いや、残していた資料と照らし合わせ、当時より大きく進んだ技術を以てこれを改良・完成させた。AE社の悪知恵は抜かりなく、抹消されたガンダム計画に関係するデータは、ここにありますと言わんばかりに社内で管理する『ごく基本的な情報網』に何食わぬまま残っていたのである。
 当時試験的に生み出しだされたとはいえ仮にも天下のガンダム。やはり物が物となれば、できるかぎり懐にしまっておきたかったのだろう。

 となると、他の試作機たちのデータや資料類も残っているのだろうか?憶測でも笑えない。

 ちらほらと目撃されながら息はかなり長く続き、デナン系部隊に追われ廃コロニーで撃墜されたとまことしやかに噂されたが、連れ帰られたのは外付けのジェネレーター部分のみ。その後も機体は見つからないまま逃走事件は闇の中へ消えていった。

 これについてAE社は内密に各勢力軍部や他企業組織らから激しい質問責めをされることとなるが、AE上層部はこれを黙秘。是とも非とも答えぬまま時だけが過ぎていったという。
 内密 というあたり、この“あってはならぬ存在”についてかなり慎重なことがうかがえるが、その姿勢がかえってAE社の口を固くしたと思われる。

 ある人は星を観測している中これを目撃し言った。
「鉄と煤で汚れようとその青は深かった」

 見つかろうと追われようと決して穢れず、新しきが跋扈する時代すらかいくぐって尚”神秘”と謳われた紅の末裔。その出現は自惚れか残心かはたまた気紛れか。せめて輝いた今こそ幸福なのかもしれない。

青・・・缶スプレー(ブルーバイオレット
武器、外部ジェネレーター・・・缶スプレー(ファントムグレー
白・・・ガンダムマーカーエアブラシ(ガンダムホワイト
スラスター部、武器一部・・・ガンダムマーカーエアブラシ(ガンダムグレー
黄・・・ガンダムマーカー(ガンダムイエロー

工作部位
・外部ジェネレーター
(ジャンクパーツ・テトラのプロペラントタンク・テトラのスラスター・鉛筆キャップ・ランナーの一部
・頭部アンテナ
(針金・ランナーの一部・0.5mmピンバイス
・ツインアイ
(シール切った貼った
・プラ板切り出しによるチップ貼りつけ
・プラ板による足の肉抜き埋め・モールド作製
・鉛筆、色鉛筆での全身筆汚し
(正面付近ほど汚れ多、背部付近ほど汚れ少

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初めてジャンク工作、塗装、汚しまでをやってみました。

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