アロウズ解体後、その象徴とも言えるGNX-704T アヘッドの後継機計画は中止され、代わりにGNX-609T GN-X IIIの後継機開発計画が進められた。
本機はGN-X IVを始めとする次世代量産機開発の準備段階として、新たな武装と新たな推進器の開発・検証のために制作されたワンオフ機である。基本構造はGNX-612T/AA スペルビアジンクスと共通であるものの、その開発経緯や運用目的は大きく異なる。
連邦軍によって接収されたヴェーダには本機の基礎技術となる膨大な開発データが保管されており、本機の開発成果もまたヴェーダに収集されている。そのため、両腕部に装備された大型の格闘兵装GNクローと腰部に複数装備されたGNバーニアは、GN-003ガンダムキュリオスの流れを汲み、のちにCB-002 ラファエルガンダムにも反映された。
武装は先述のGNクローのみであるが、これは腕部に装着された2本の爪を持つGNクローユニットと手持ち装備を兼ねるGNフックを組み合わせて使用する複合兵装である。各クロー内側はGN粒子によるコーティングを施しており、掴んだものはGN複合装甲であっても裁断する能力を持つ。
各種GNバーニアは下半身に集約されている。次世代主力MS開発のためのデータ収集を効率よく行うべく、3種類の異なる構造のGNバーニアを装備する。また、テスト時にはそれぞれのGNバーニアを単体で動作させられる上、1種類のGNバーニアのみで十分な飛行が可能である。
腰部から伸びる巨大な翼は、表面をGN粒子でコーティングし揚力を得て自律飛行が可能である。
飛行性能は非常に高い機体ではあるものの、試験段階のフライトユニットは非常に脆く着地時に衝撃で破損するケースが見られた。そのため脚部には衝撃吸収性の高い形状を採用している。
本機はGN-X IV配備後連邦軍で保管していたが、ELS襲来による地球圏防衛戦においてコロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング号の護衛部隊として実戦投入されたようである。
その際、宇宙空間での識別性向上のためにカラーリングが変更されたが、パイロットの意向によりブルーを基本としたものになったとのことである。
GNクローは腕部から取り外しができる。メンテナンス時には頭部センサーユニットも取り外される場合があるが、このユニットは頭部に被せる形で接続されているので頭部自体に手は加えられていない。
凶悪な鉤爪を持つ肉食性の昆虫っぽさを目指しました。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
00をメインに作ってます。オリジナル設定を考えるのが好きです。
インフィニットジャスティス
インフィニットジャスティス完成しました。ストライクフリーダム…
ストライクフリーダム
朝からビックカメラに並んで買ったHGマイフリを横目に、それで…
れじぇんどふみな
Figure-rise Standard あばたーふみな+H…
イージス
イージスガンダム完成しました。SEED初期のHGなのに、完全…