『水星の魔女』登場MSのうち、実戦仕様のものからザウォート・ヘヴィを選んで、米軍艦載機風のロー・ビジビリティ迷彩塗装とウェザリング(いわゆる「塩マスキング」も)を施してみました。
全体はタミヤの1/48傑作機シリーズのF-14Aのインストを参考に、下記の通り塗装しています。全てタミヤのラッカー塗料です。
- <外装1>ダークゴーストグレイ(LP36)+横須賀海軍工廠グレイ(LP15)、比率は2:1
- <外装2>ライトゴーストグレイ(LP37)
- <関節部>ダークゴーストグレイ(LP36)
- <武装>ダークアイアン(履帯色)(LP54)
いずれもエアブラシで塗布し、トップコート(ツヤ消し)で保護しました。
基本色の塗装終了後、現用艦載機風のウェザリング表現のため、情景模型用の大理石製スノーパウダー(以下、パウダー)を用いた、いわゆる「塩マスキング」に挑戦してみました。
- 外装パーツに整髪料(ケープ)を塗布し、パウダーを振りかけ、軽く定着させる
- ケープ乾燥後、濃いめの本体色(今回はLP15を使用)をエアブラシで塗布。これにより、パウダーありの箇所は下地の色が残り、それ以外はLP15の色になります
- ケープとパウダーをお湯で洗い落としてパーツを乾燥
ウェザリングはクレオスのMr.ウェザリングカラーからグランドブラウンを主に外装に塗布しました。やりすぎてちょっと茶色が強くなってしまったので、調整のためにFS16440(クレオス・ラッカー塗料C315)を塗布して整えています。
スミ入れは田宮のスミ入れ塗料のブラック・グレイ・ブラウンを調色し、こちらもやりすぎないよう薄めのものを塗っては拭き取り…のくり返しで注意して行いました。
武装について:ペイル社のMSは機動力が売り…ということで航空機風の仕上げにしたので、左右の装備の重量差が極端じゃない方が安定感が出ると思い、背部の装備はミサイルランチャー×2もしくはビームキャノン×2で揃えています。この辺りはキットを二つ使えば無改造で選択できるのが嬉しいですね。予備マガジンラックは重たそうだったので省略しています。
その他の改造箇所:頭部後方とバックパック上部後方のインテーク?ぽい箇所には市販のエッチングパーツを使ってディティールを追加しています。金属製のエッチングパーツは瞬間接着剤を塗布しすぎ&均一に塗布できなかったため、せっかくのパーツのディティールが一部埋まってしまいました…反省点です。
ミサイルランチャー装備型。
ビームキャノン装備型。こちらの方が個人的には好みですがみなさんはいかがでしょう。
陸軍風迷彩版と並べて。頭部後方のインテークにはKOTOBUKIYAのM.S.Gシリーズからメッシュプレートを選択。
ファラクトともう一機のザウォート・ヘヴィと並べて。ペイル・テクノロージーズチームです
ウェザリング前のあたり。上記のとおり、箇所により3つの色味の異なるグレーを混在させていますが、写真だとぱっと見あんまりわかりませんね…
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