MS-18F 高機動型ケンプファー

高機動型ケンプファー

一年戦争時の強襲機「ケンプファー」そのF型をベースとし、アナハイムがガンダム開発計画の過程で開発した「シュツルムブースターユニット」を装備した高機動タイプの機体。本機体は月面のジオン残党組織に提供されたタイプとは同時期に存在する別個体となる。地球圏で運用され、場合によっては地上戦も行う性質状1G下でも他を圧倒する機動を可能にするためスラスターが強化されている。

パイロットは公国軍残党テロ組織「地球外星系統一解放戦線アルバ・ジオン」所属　"中尉"とよばれる者であり、旧キシリア派閥　突撃機動軍において研究されていた初期の強化人間という噂がある。サイコミュの運用は観察されていないが、常人では不可能な高Gに容易に耐えている様子であり、一年戦争時はビグロなどの高機動機に登場していたとされる。

少数であらゆる状況に耐える必要があるため、あらゆるレンジに対応した装備をもつ。友軍との連携もあったが、本機体による襲撃で連邦の基地が3つほど制圧されているという。

月面に出現した機体とはほとんどの特徴が一致した同型機体だが、地上でのシュツルムブースターは本来の運用から外れた運用なため過剰に推力を消耗し活動時間が短くなる傾向にある。

ビームライフル

ビーム兵器主体のMS-18Fをベースとしているため、主兵装となる。

連邦の最新機体にも有効な武装であり、センサー系を最大望遠で運用すればロングレンジの狙撃も可能

90ミリマシンガン

戦争末期に多数生産されたため、残党軍に重宝されているという。

ショットガン　ヤークトゲヴェール

腰部にマウント、弾丸は対空エアバースト弾が装填されている。

取り回しを考慮しストックを排除している

対艦ライフル

指揮官機や基地司令部、宇宙戦艦やビッグトレーのブリッジをピンポイントで狙撃。指揮系統の破壊を目的とした先制狙撃に用いられる。

機体の機動性と合わせてMS特有の戦術「機動狙撃戦」を展開する。

足を止めて使うことはない　としてバイポッドが排されている。

ビームサーベル

アナハイムから提供されたパーツを用いてオーバーホールされており、ジェネレータの変更によってビームサーベルの発色も変化が現れている。出力は原型機を上回りエネルギー効率も向上している。

コールドクナイ

連邦が公国軍から接収した機体のオプション兵装。アナハイムを通じて増産ののち本機体に装備された。

全武装

「ブリーフィング通りここで連邦の部隊を迎え撃ち、友軍の物資移動の時間を稼ぐ。

‥‥しかしこの優れた機体はどうだ、MAにも匹敵する加速力、月面の新兵ごときには手に余るだろう。そのデカブツの様子はどうか？あまりトロいとデカイだけのカカシだぞ？」

「‥‥問題ない、機動性はドムにも遅れを取らん。貴様こそ飛び回りすぎてこちらの射線に入れば蜂の巣だぞ？　あのキシリアの作りし人モドキとの噂だが、ぞの実力どの程度か見せてもらおう‥‥」