ASW-G-53 ガンダム・カイム　逆襲のアグニカ

〈 基本機動形態：スラスターを背面に集中させ、各関節をロックする事で安定した高速機動が可能となる。地球等の大気圏内でも、大出力ジェネレーターの恩恵で飛翔が可能＞

パイロットのジョン大尉は、とある世界からの異世界転生者である。元の世界のMS知識と戦闘技術を活用して厄災戦で活躍。厄災戦終盤、月付近での大規模戦闘でMIA（作成行動中行方不明）となった。彼の活躍を快く思っていなかった組織上層部によって、戦後ほとんどの記録を抹消され、世間にはほとんど顧みられる事のないパイロットとなった。

＜バックショット、頭丸見え(・_・;)＞

悪魔カイム

『ゴエティア』では53番目、『悪魔の偽王国』では41番目に記載される悪魔。30の軍団を従える大いなる総裁であり、元は「天使（天使の九階級・下位三隊の一番下）」階級の天使であったとされる。

ツグミの姿をとる悪魔。召喚後に人間の姿に変じるという。

FWSに基本武装のメイス・ビームライフル懸架形態：機体バランスに優れ、最も多く運用された。

FWS側に設置した補助翼と追加ブースターにより、フル武装であっても大気圏内での飛翔も可能。

下面。腿の所で180度回転サバ折りしただけの簡単変形です。メイスで良い感じに隠れてる!?

支援機Z-Bガンダムと出撃：Z-Bガンダムは大型センサーを搭載しており、長距離砲撃時のスポッターも兼任する。カイムの支援砲撃機でもあり、武装回収も行う事で、戦闘効率の向上を図っている。

（ 以前作成品の使い回し〜）

• ＜とある小芝居＞
  組織から外れたとある寂れたバーで…　
  一人静かに酒を傾けるジョン大尉…
  「 私にも彼と同じものを頼む」
  「 アグニカ総裁‥この様な所に…」
  「 久しぶりにゆっくり話せるのだから昔のように話して欲しいな」
  「 分かった。久しぶりだな。まさか別の世界に来てまで再会するとは思わなかったが」
  「 確かに。だが私が総裁なのを承知で、この組織に来たのだろう」
  「 まぁな。だがMAに滅ぼされかけているこの世界で、最もMAに対抗出来る組織がここなのだから仕方あるまい。僕としては、人類を助ける為のこんな組織をオマエが作っていた事に驚いたけどな」
  「 私がこの世界に来た時は、このままでは人類が滅びる処まで衰退していたからな。私は別に人を全て滅ぼしたい訳では無いさ。偶々MAを開発する優れた技術者や、資金等も私の元に揃えられた以上、人類を滅ぼす訳にはいくまい。」
  「 それでMAに対抗するMSにガンダムと悪魔の名前を付ける辺り趣味が悪くないか?」
  「 良いネーミングだろう（ ニヤッ）　君こそ、開発コンセプトが情けなく無いMSとはな」
  「 （ 苦笑）あの頃上層部に止められたが、理想のMSを完成させたいのさ。それより阿頼耶識システムは人体に問題ないのか?」
  「 良くは無いな。過剰接続で身体機能が喪失していくレポートも上がっている。だがMAに対抗するにはどうしても必要なシステムだ。戦後は禁止する予定だよ」
  「 お前自身施術して模範にしている以上必要なのはわかっている。」
  「 ありがとう。今度こそ人類を救ってみせるさ」
  「 あぁ、それまでは全力で協力する」
   

月の戦闘

（ オペレーター）「MA崩壊に月が巻き込まれています!このままでは重力バランスが崩れて、地球にも甚大な被害が出る恐れが‥」

「たかが石ころ押し返してみせる！ガンダムは伊達じゃない!!」

「止めろ!帰って来れなくなるぞ!」

「ここで人類を諦める訳にはいくまい。後は任せる…」

「私を置いて行くな!」

「大丈夫。刻が見える…」

（ モブ）「何だ!?月の周りに緑色の光が?」

（ オペレーター）「月崩壊止まります!!」

〜〜

beyond the time🎶

この戦いでジョン大尉はMIAとなった。その後アグニカ・カイエルはそれまでの赤色の機体色を白色に変え、阿頼耶識に身体機能を奪われながら鬼気迫る勢いでMAを殲滅。人類の監視組織ギャラルホルンを創立した。だがその総裁の席に彼の姿は無かった…

                                     fin