ザクⅢ改　UC0093

本体の改造はキットのパーツを極力活かす方向で、関節位置の調整と各部の延長工作がメインです。

ドーベンウルフの首を軽く捻れるくらいのマッシブな体型にしています。

細部にMS-06Rの記号を採り入れつつ、サザビーやジオのように片腕で安定してビームライフを連射できる重モビルスーツのイメージで製作しました。

専用ヒートホークはザクⅢ改の巨体に合わせて大型の物を自作しています。プラ板、プラ棒、などを組み合わせてマウントラッチと一緒に製作しています。

この専用ヒートホークは仕込み杖仕様です。

巨大ヒートホークに見えるビームサーベル兼フェダーインライフになっています。

逆手持ちさせるとカッコよくて好きです。

専用ヒートホークを腰のマウントラッチに収納する時は後部の小さい刃は折りたたんで納刀します。

また、背中の防弾板で守られたプロペラントタンクは伸縮式です。

武装は極力角張ったデザインを選択しています。

ライフルはキット付属のものをプラ板でサザビーのライフル風に改造しました。腰に収容することができます。

三連ロケット砲は旧キットのジョニーライデンゲルググより流用です。

バックパックはキットの、上半分を反転して使用、その他をプラ板と流用パーツでノーマルザクⅢのデザインに近付けています。追加でザクⅢの拡張性のひとつであるサイコミュ兵装として、インコムポッドを追加してみました。

今回のHGUCザクⅢ改はふとしたことから友人と共通キットで競作という形で着手しました。

ザクⅢ改は発売以来なかなかに思い入れのあるキットです。ですからこちらに投稿されている素晴らしいザクⅢの作例群に見劣りしない機体、かつ誰も見たことがない機体にしたい、ということでオリジナルのカスタム機としました。

これからも先、宇宙世紀年表には、様々なメディアでエースパイロットやその専用機、オリジナルバリエーション機が無限に追加されていくことでしょう。

しかしガンプラを使ったモデラー達の脳内から具現化されるオリジナルモビルスーツやパイロットの数に比べればその数も微々たる物だと考えます。

そんな広大かつ偏狭なモデラー脳内MSVのひとつの具現化としてこのザクⅢ改を見てもらえると嬉しいです。

製作課程はこちらになります↓

https://x.com/monobya/status/1696875450696421415?t=MX2ODhvRE8lHGbHsc-IQ0g&s=19