【旧HGUC】ガンキャノン【筆塗り全塗装】

RX-77-2  GUNCANNON

　旧HGUCのガンキャノンです。可愛すぎるｗたまらん、この佇まいｗ

キットの発売は1999年です。なんと、記念すべきHGUC第１号です。１番初めにガンキャノンを持ってくるとか、「どんなニッチなシリーズかよ」と思いますが、今は1/144のスタンダードシリーズとなっております。

　ちなみに、ガンキャノンは2015年にリバイブ版が発売されています。この”リバイブ”シリーズも、第１号はガンキャノンでした。

　ガンキャノンには、プラモ界の「始まりの機体」の称号を与えたいです(笑)

おぅ！任されてィ！

　発進シーンも得も言われぬ可愛さがある。たまらん(笑)

スレッガーさんかィ！？速い！速いよ！！

　個人的な思い入れなのですが、PS2で発売されていたゲーム「めぐりあい宇宙」のオープニングムービーが、たまらなく好きなんです。

　大先輩であるスレッガーさんにボソッと物申すカイさん。パイロットとして成熟してきているみたいで、めっちゃカッコいいんです。
ちょっとニヒルな所も、カイさんの魅力の一つですよね。

XBR-Lタイプ ビームライフル

　劇中でそんな風に呼ばれたことはないと思いますけど、一応こんな大層な名前・設定が付いているようです(笑)

　ガンダムのライフルよりも銃身が長いため、取り回しは難しかったようです。しかしその分、射程や照準精度は高かったようで、中距離支援のガンキャノンには、うってつけのライフルだったのかもしれませんね。

２４０mmキャノン砲

　ガンキャノンの代名詞とも言える武装。炸薬によって実弾を射出します。1stの世界観って、「ビーム最強☆」の感じが凄いですけど、実戦でのビームは大気の状態によって、威力が減衰することがあったようです。そうした心配のない実体弾も装備しているガンキャノンは、隙の少ない機体であると言えるかもしれませんね。

　ちなみに、旧HGUCのキットには、２４０㎜キャノン砲に代わるオプションとして、「スプレーミサイルランチャー」も付属します。

　付属しますが…！
 

　正直言うと、私はこのスプレーミサイルランチャーを組んだことがありません(笑)　個人的に、ガンキャノンはキャノン砲があれば満足してしまうので・・・。ランナー状態のまま、ジャンクパーツBOXの中で、日の目を見るのを待っています(笑)

　本体を組むと満足してしまって、オプションパーツ類を組まずに放置してしまうのは、モデラ―としての私の大きな欠点だと思います。お残しせずに組めるモデラ―になりたいものです。

ちからもち

　いつの間にやら、ガンキャノンを象徴するかのようなシーンに出世した岩石の投擲シーン。いや、ネタ枠か？(笑)

　この岩は、Gフレームのガンキャノンに付属していたものです(笑)

撃てよ、撃てよ、撃てよ～！♪

　初期のHGUCキットには、〈メモリアルアクション〉といって、各機体を象徴するポーズをとるためのパーツが付属するなどの工夫が凝らされていました。

　ガンキャノンの場合は、OPで両手を着きながら２４０㎜キャノン砲をブッ放つシーンが採用されました。このシーン・アクションを再現するために、角度の付いた平手が付属します。　

　HGUC第１号という、シリーズの期待を背負って作られた旧HGUCガンキャノン。その期待に恥じぬ最高のプロポーションで造形されており、劇中の再現を問題なくこなせる可動範囲を持ち、色分けもシールがメインセンサーのみという、非常に優れたキットだと思います。時代も時代のため、パーツ分割はモナカ構造で合わせ目は各所に発生します。

　およそ１５年の月日を経て、リバイブ版が発売されましたが、私はこちらの造形の方が好みです。リバイブ版はシュッとしていて可動も凄い、良キットであることは間違いありません。しかし、その細身の造形故に、賛否・好みのはっきり分かれるキットであるとも言えます。

　アニメでガンキャノンに触れたモデラ―にとっては、旧ＨＧＵＣが決定版だと思うので、絶版にしたりせず今後も販売を続けて欲しいキットです。

　最後までご覧いただき、ありがとうございました！！(^^♪