ASW-G-01 ガンダム・バエル　ロールアウトカラー

「アグニカ総帥

遂に対MA用の切り札となるMSが開発できました。

総帥の名付け通り、今後このフレームのシリーズをガンダムフレームと呼称したいと存じます。予定通り72体までロールアウトしていきます。

総帥の搭乗する初号機は【ガンダム・バエル】となります。総帥のご指示に従いガンダムフレームの出力を、膂力と機動性に全振りした機体性能とさせて頂きました。機体色と、パーソナルマークもご指示通りで施しております。宜しいでしょうすか？」

＜集えバエルの名の下に＞

「あぁ問題ない。注文通りだな。まぁMAにどれ程の攻撃力があっても、当たらなければどうと言う事はないさ。こういう赤色が私的にはテンションが上がるしな！左肩のギャラルホルンマークも天使を滅ぼすラグナロクの意匠でピッタリではないか！！」

「しかし・・・御身の安全を考えると気が気ではありません。武装もソードタイプが2本のみとは・・・」

「仕方あるまい。ビーム等の射撃兵装は牽制程度にしかなるまいし、大型の打撃武器等を持てば機動性が殺されるからな。」

「因みに【ガンダム】とはどの様な意味なのでしょうか」

「殲滅すべき対象が天使だからな。天使を滅ぼすのは悪魔以外あるまい？私にとっての悪魔の象徴が【ガンダム】なのだよ。それが72体もあれば悪魔シリーズで考えたいではないか（ニヤリ）」

「左様ですか（呆気）」

＜寿司ざんまいポーズ＞

【マイ設定】

アグニカ・カイエルは異世界からの転移者である。彼はかつて他の世界で戦争を経験しとあるMS戦で敗北、死んだはずだった。しかし気が付くと、まったく異なる地平で目が覚め、目の前では見たことの無い大型のMAと小型兵器群に蹂躙されるMS隊の姿があった。

呆然としていると、目の前に擱座する1体のMSがあった。破壊の渦が吹き荒れるその場から、彼は導かれるようにそのMSのコクピットに乗り込み、搭乗していた瀕死のパイロットから状況を確認、即座に生き残る為の対応をとる事となった。

彼はそのMS経由で全部隊に的確な指示を行い、全滅寸前の部隊を救い、なし崩し的に部隊に従軍する形で多大な戦果を残していった。彼が呆れたのは、部隊の人間に戦闘に対する戦術・戦略が全く足りておらず、只でさえ戦力に劣る中、これまでMAに良いように蹂躙されていた状態だったのだ。彼がこれまで培ってきた戦術・経験は、無人機に戦闘の全てを任せて、有人戦闘のノウハウ全てを喪失していた人類にとって、正に救いの手となった。また戦闘以外でも人心を掌握するカリスマ性、これまでにない技術を齎し、覇気とも言うべき魅力を備えた彼に、続々と人々が終結する結果となった。

そうしてアグニカは、かつてMAを輩出し世界最大の勢力を誇った国家の技術陣や、希望を持った各国の残党等を集めたMAへの一大反抗組織を創るに至った。

＜赤いのと、情け無くないMSとの共演。これがしたかった！＞

そうしてMAとの戦闘に身を投じている中、かつて自分を敗北させ、死に追いやったはずのライバルもこの地に転移し、組織に所属していることを知った。

かつての世界では色々な柵から彼とは袂を別ったが、幾度かの戦闘を経て、お互いに背中を預け合うほどに信頼する事ができた。

父親や肉親も、その父の幻影に引きずられた人々もなく、自分に寄りかかってくる面倒臭い女もいない（ここ重要！）、精神的にも戦闘的にも頼れる存在がいる（ここ更に重要！！）。

この状況にアグニカは歓喜した。そこには悩みの全てを超克した純粋にMAを殲滅する目的だけにまい進する漢の姿があった。

「ジョン！MA本体を叩きたい！！ここは任せて良いか？」

「誰に言っている！早く行け！！」

このやり取りを精神世界で済ます2人。

今回のバエルさんは、ヤフ〇クで定価近くで売っていたジャンクを購入しました。手に入れた時点で部分塗装にトップコートまでされており、これはこれで良いかと！

バエルソードは３ｍｍ程延長しましたが、接着時に曲がりました～( ﾉД`)ｼｸｼｸ…自分のウデの無さよ(zaku-kao9)

機体コンセプト（機動性特化）とカラーコンセプト（赤）と揃い踏み

これも見たかった！！