このキットの販売が公開されて予約を開始した時、大型キットかつビルド系ということで入手困難になることを確信しました。
予約開始時点で公開されていた情報は限定的、名称すら仮称でした。しかしほぼシルエットの公開画像から、その腕がサイコガンダムマークⅡであることは明らかで興奮したのを覚えています。喜び勇んで予約しました。
その後公開されたデザインは、私個人の好みからは大きく逸脱していました。
ティフォエウスガンダム・キメラは、本体のベースとなるキットがラファエルガンダムで、腕がサイコガンダムマークⅡ、バックパックと大腿部がクタン参型の部品の組合せ、膝から下はオリジナルのドラゴンヘッドで構成されています。まさにその名の通りキメラです。
デザインで気になる点は複数あり、ひとつ目は本体となるティフォエウスガンダムのデザインがモビルスーツというよりは戦隊モノのヴィランのようだったこと。良くわからないトゲトゲした意匠があちらこちらに散見されました。このトゲトゲは余剰パーツとなる、ラファエルガンダムのパーツに差し替えることでいくらか抑制しました。
二つ目は膝下のドラゴンヘッドの部分。重力下での自立を想定していないデザインである点は気にならないのですが、ドラゴンの顔がついているというのがモビルスーツっぽくなくて嫌。なので目を塗りつぶして、顎にあたる部分は取り付けませんでした。結果としてファンネルを取り付ける部分も無くなったのでオミット。
三つ目はバックパックから生えているキャノンの銃口が小さいこと。ビーム兵器を装備していない、オルフェンズの世界観ではそれで良かったですが、大型機体にあの細い銃身はアンバランス気味。なのでプラパイプで銃身を作り直しました。
カラーリングはTR-6ウーンドウォートのギガンディックアーム・ユニット形態を参考にして、TR計画にあってもおかしくないようなものを目指しました。が、イエローの配色を増やし過ぎたのかなんか違う。難しい。ガンダム6号機マドロック味というかアトラスガンダム味というか。なので当初はティターンズのデカールを貼るつもりでしたが取り止め。また、ウーンドウォートの頭に付け替えることも考えましたがこのままでいいや。
足にたくさんバーニアを追加したことで、高速機動型ザク(タコザク)のように見えなくもないかも。
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こんにちは。
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