パプテマス・シロッコがジュピトリス艦内で独自開発したハンドメイドモビルスーツ群「PMXシリーズ」の1機。
この機体は高濃度ミノフスキー粒子領域内での索敵・偵察を主目的とした機体で、頭部にはレドーム、左腕部にはレーザーセンサーを搭載。本機が収集したデータは、他のPMXシリーズとの連携に用いられる。
頭部レドームは複合探知システムと呼ばれる小型センサーの集合体で、本機の高い索敵能力を担保している。高性能センサーにより通常索敵だけでなく、危険要素の確認や実測データからの行動パターン分析などが可能であり、本機はこれらの偵察機の範疇にない高度な情報処理システムを実現している。また、耐磁シールドを施されており、ノイズ対策とセンサー精度に高めると共に、対電子戦にも備えている。
背部にはメイン・スラスターをはじめ、サイド・バーニアやサブ・バーニアなど、複数の推進器を備えており、強行偵察も可能な推力を有している。
索敵能力に優れた機体だが、右腕部に外装したシールドにシザースやビーム・トマホーク兼用のビーム・サーベルを装備するなど、近接戦を重視した武装構成を持つ。これは、本機が偵察や索敵に特化して運用を求められていたことの証明でもある。
特殊機能
レドーム
頭頂部に内蔵されている小型レドーム。複合探知システムと呼ばれる小型センサーの集合体で、ボリノーク・サマーンの索敵能力を担保している。
レーザー・センサー
左腕部に内蔵されているレーザーによるセンサー。
武装・必殺攻撃
専用シールド
右腕部に装備されている専用のシールド。シザースやビーム・ガンなど、複数の兵装を搭載した複合装備である。
シザース
シールドの先端部に取り付けられた格闘兵装。クローとして攻撃に用いるほか、開閉機能によって対象を掴むことも出来る。
ビーム・ガン
シールドに2基搭載されているメガ粒子砲。取り出す事でビーム・トマホーク及びビーム・サーベルとして使用可能。
ビーム・トマホーク / ビーム・サーベル
ビーム・ガンの砲身を引き抜くことで使用可能となる斧状の近接格闘用ビーム兵器。ビーム・トマホークのグリップ底部にビーム・ガン兼用ビーム・サーベルを有する独特の形状を持ち、サーベルはシールド二格納した状態でも使用可能。ビーム・トマホークは出力0.53MW、ビーム・サーベルは出力0.42MW。
炸裂弾ランチャー(グレネード・ランチャー)
両肩部に左右3基ずつ装備されているランチャー。使用時にはハッチが開き、炸裂弾が発射される。肩部側面には炸裂弾発射時の排煙スリットが設けられている。
コメント
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メタリックのくまさん良いですね!新発売かつ、これまで造形化に恵まれなかったキットだけに、既存のイメージのようなものが無いため、色々なアプローチが試せるキットですね!劇中でも急造されたであろう機体なので、これくらい綺麗な状態で戦場に出たんじゃないかなぁと想像が膨らみました(*^▽^*)
ありがとうございます。
お褒め頂き、恐縮です。
非常に塗装が難しく、色を出すのにも苦労しました。
基本的にメタリックで塗装してます。
週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
HG.RG.MGが中心です。
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