妄想戦線
ガンプラ大会以後、ニルス・ニールセンは悩んでいた。
「なんで私は負けたのだろうか?」っと・・・。
機体スペック的には負けてはいなかったと思う。
プレイヤーとしての腕も負けていなかったはずだ。
しかし結果として自分はレイジ達に負けてしまった。
それは本人のメンタルの問題も少なからずあるだろう。
それは認める。
しかしそれはそれ、精神面の問題は今後要改善とはいえ、それ以外に何かなかっただろうか?
精神論に走るのは最後、人事を尽くせる点はなかっただろうか?
ニルス・ニールセンは失敗を認めて努力できる天才なのでスペック的にはパーフェクトヒューマン側の人間である。
そんな彼が自分のプレイを反芻していると、ふと気が付いた。
「なんで私は腕を2本しか使っていなかった?」
戦国アストレイは隠し腕を合わせて四本の腕があるが、大会でニルスは二本ずつしか使っていなかった。
何なら後方師匠面で腕組みしていた。
「つまり私は、戦国アストレイのスペックを使い切れていなかったのか?」
そこに気づくとはまさに天才・・・だろうか?
原因がわかれば即行動、ニルスはカイザーに弟子入り、その技術を学ぶことを即決した。
ビルド世界にはファンネルをマニュアルでコントロールしたり、なんなら機体を複数同時操作などと本当に二本の手だけでやってるのかこれ?と思わざるを得ないトンデモ技術が存在する。
ならばたかが腕が二本増えた程度、何でもないのではないか?
阿頼耶識システムを使うまでもないと結論付けた頭のいい働き者は即行動、ほどなく技術をゲットしたニルスは戦国アストレイを改修し、4刀流モードにした。
主な改修点は刀を二本増やし、装甲にもいろいろと形状を変化させている。
最初から気づいていれば優勝の可能性もあったかもしれないと思ったニルスは自分の頭の良さにちょっと疑問を抱いた。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
アニメで、二本ずつしか使わないのは何で?と思ったんです。
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しがないプラモ好きですが、頑張って作ったのでよかったら見て行ってください。
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