モビルスーツの飛行実験機として試作されたMS-07Hシリーズの8番目の改良型。MS-07B-3グフカスタムをベースに開発されたとも言われ、機体形状の一部に共通点が見られる。また、機体重量の軽減を図り、かつ状況に応じた兵装の取捨選択を可能とするべく、ヒート・ロッドを除いた武装もグフカスタムと共通のものを装備する。
本機は実験飛行中に失われながらも比較的良好な実験結果を得られたMS-07H-4の設計コンセプトを継承しつつ、細部に改良が施された。ランドセルと腰部スラスターはより強力なものに換装され、脚部の熱核ジェットエンジンも出力の高いものが使用されている。また、バックパックとスカートアーマーに取り付けられた可動式の安定翼により空中での姿勢制御能力も向上。その結果MS-07H系列機の最終形とも言える性能を獲得し、同型機の中でもっとも成功した機体とされた。だが、プロペラントや熱核ジェットエンジンの冷却問題は解消されておらず、高速で高高度の飛行を行うと滞空時間は極端に短くなってしまうという欠点を有しており、試作機の域を越えられず、生産数はごく少数に留まったと言われている。
本機はアプサラス計画を遂行するチベットのラサ開発基地において数機の試験が行われているが、これはアプサラスの護衛用としてギニアス・サハリン技術少将がサイド3から運び込んだパーツを組み上げた機体であり、少なくとも3機が運用されている。地球連邦軍の特務小隊の記録映像によると、離陸後のザンジバル級機動巡洋艦「ケルゲレン」への空中での収容行動が確認されている事から、この機体の飛行能力、推進エンジン推力がいかに強大なものとして完成されていたかが推測される。
武装
3連装35mmガトリング砲
左手のフィンガー・バルカンに代わって装備された射撃武器。従来のグフが左手に内装していたものは火力はあったもののMSの汎用性を損なうものであり、また弾倉が腕部に内蔵されていたため装弾数が少なく、戦闘中の給弾が不可能という欠点も指摘されていたため、左腕を通常のマニピュレーターに戻し汎用性を確保し、外付け3連装35mmガトリング砲をそこに固定する形を執っている。
ヒート・サーベル Type-DIII
発熱させる事で敵機の装甲の切断も可能となる近接格闘兵装。発熱させずとも単純に巨大な刀や鉈のような切削にも使用可能。グフのものとは異なり瞬時にブレードを形成するタイプではなく、繰り返し使用出来る。
シールド
腕部に装着するシールド。近接戦闘時の実体弾や打蹴、斬撃を減免するための機能を重視した構造となっており、ガトリング・シールドのシステムに対応している。裏面にはヒート・サーベルを装着可能。
ガトリング・シールド(6銃身75mmガトリング砲)
中~近距離で威力を発揮する口径75mmの機関砲とシールドを組み合わせた武装。グフカスタムで採用されたものと同一のもので、着脱が簡単なため、空中時の姿勢制御に適していた。
『三次元との戦い』ではEz-8に複数回命中させるも、装甲の厚さに阻まれ、有効打を与える事ができなかった。
特殊機能
脚部熱核ジェットエンジン
脚部に取り付けられた4基の熱核ジェットエンジン。出力アップを目的にエアインテークがより大型化している。
コメント
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メタリック塗装がとても綺麗🤩 煌びやかなカラーリングがよりかっこいいです😆 迫力あるポージングがとても良いですね👍
ありがとうございます。
おほめいただき大変恐縮です。
基本的にメタリックで塗装してます。
週末に、秋葉原工作室さんで塗装しガンスタさんにも投稿しております。
HG.RG.MGが中心です。
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