オリジナルストーリーGQ [機密情報開示]

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UC.0095.12月10日。南太平洋上空 強襲揚陸艦[ペガサス]ブリーディングルーム。

ラサにてジークアクスとマチュ、そして行方不明だったシュウジとガンダムX00を回収し、さらに新たなパイロットと技術者を迎え入れたロンド・ベル隊第10独立艦隊はペガサス単艦で次なる目的地であるニューブリテン島ラバウル空軍基地へと向かっていた。本来の目的地は更に南のオブジェクトに最も近いオーストラリア トリントン基地だったが、今後も作戦の鍵になるマチュやシュウジ、そしてニャアンに戦闘訓練を行う必要があったため寄り道という形でのラバウル行きだった。その一方でラサでの一件からこれ以上G計画について作戦要員に隠すのは任務遂行上での問題となると感じた艦隊司令のシャリア・ブルはこの作戦の責任者である統合参謀本部議長のコーウェン、ロンド・ベル隊総司令のブライトに情報開示を要請。コーウェンは難色を見せたがブライトも任務遂行上作戦要員への開示は必要とシャリア・ブルを支持したためコーウェンは”直接作戦に関わる要員のみ”という条件でこれを認めた。これを受けて第10独立艦隊ではペガサス艦長のラシット、戦艦ロドネイ艦長のブラウン、巡洋艦シェフィールド艦長のキノシタら各艦長、ジークアクスの整備担当、ラサでG計画の一端を知った情報将校のコモリ、調査地点での戦闘の可能性も考慮して空間騎兵隊隊長のイズルギ、ラサで”G計画の一端”を調査していたニナ・パープルトンそして各MSパイロットがペガサスのブリーディングルームに集められた。集められた面々にシャリアはこれまでの経緯とテロ部隊の目的、そしてジークアクスとX00に搭載されている謎のシステムについて面々に話した。その反応はマチュらを除いて”にわかには信じられない”というのがはっきりと見て取れた。それも当然と言えば当然。南極に墜落した宇宙船から全てが始まり、その宇宙船”オブジェクト”が突然消えて手がかりはジークアクスとX00に積まれた謎の”Gナビゲートシステム”なる動作原理が不明なシステムに従ってオブジェクト探せと言われれば信じられないのは当たり前だった。そしてシャリアに代わって説明を引き継いだのはラサで合流したニナだった。

ニナ[まずはコレを見てください]

そう言ってニナはブリーディングルームのモニターにジークアクスがあのラサ秘密基地に入った時の映像を面々に見せた。

ニナ[今映像に映っている謎の物体、便宜上

ニナ[今映像に映っている謎の物体、便宜上"アンノウン"と呼称します。コレはあの旧ジオンラサ基地の格納庫跡に長らく保管されてた物で第二次ネオ・ジオン抗争時のラサへの隕石落としの際に衝撃で基地跡の隠し坑道が一部露出し、調査の結果見つかった物です。統合参謀本部はアンノウンもG計画に組み込んで調査。その過程で外部の技術奪取を狙う者からアンノウンを守るために基地付近を警戒区域に指定して封鎖。更にウラキ大尉らMS隊で格納庫跡を直接守っていました。私の専門はMS開発でしたが、格納庫跡には過去にアプサラス計画に用いられたと思われる研究資料もギニアス・サハリン技術少将の日記と共に残されていましたので私なりに調査していました]

ラシット[ギニアス・サハリンというと一年戦争のラサ攻略戦でジオンが使ったアプサラスとか言うMAを開発した奴だったな]

ニナ[そのサハリンです。彼は一年戦争中のラサ基地建設の際にアンノウンを偶然見つけ、それを解析する事でアプサラス計画を進めようとしていたようです。ただ、ギニアスはアンノウンの内部に入る事には成功したものの、アンノウンのシステムや機関などは殆ど解析できなかったようです]

コモリ["殆ど"という事はちょっとだけ何かわかったんですか?]

ニナ[はい。恐らくアンノウンの技術の欠片未満くらいだと思われますが極一部、アプサラスの姿勢制御および離発着システムはアンノウンで解析した技術の転用です。そしてギニアスはその過程でアンノウンが地球外の技術で作られた物だと結論づけてました]

マチュ[アレってUFOなの?]

ニナ[近いものだと思われます。現に未だにアンノウンの船体の素材すらわからないだもの。ただ、ギニアスの日記には過去に一瞬だけですがブリッジのシステムが動いた事があったらしく、その記述を信じるならアンノウンを作った、あるいは使用しているのは"ガミラス"という存在だそうです。これはあくまでギニアスの考察の域を出ないので確証はありませんが]

シャリア[現在例のアンノウンはあの日クアックスとX00が格納庫跡に入った直後、ガイドシステムにシドニー湾のある地点を示してオブジェクト同様に消えています]

そう話すシャリアの視線の先にはモニター内でアンノウンが消えて動揺する面々が映し出されていた。その消え方は文字通り"霧のように消えた"。そして、誰もがG計画が眉唾物の与太話ではない超機密事項だと信じたのだった。

キノシタ[この話って外に知られたらマズイですよね?]

ブラウン[運がよほど良ければ一生独房。普通ならシナプスみたいに有無を言わさず極刑だな]

歴戦の艦長ブラウンのその言葉に全員が冷や汗をかいたのだった。

同日ペガサスハンガーにて。ニャアン[コレがマチュとシュウちゃんが戦ったMS?]マチュ[右の方ね。めちゃくちゃ強かった!]シュウジ[宇宙とは違う閉鎖空間とは言え僕とマチュの2機がかりでも攻めきれなかった。あんなのシイコさん以来だった]3人がそう話していると、ウラキ[キミらも相当だったよ]3人の後ろからガンダムEXのパイロットのウラキ、そしてハイザックカスタムのパイロットのキースとドゥーが現れた。ウラキ[あんな連携攻撃は俺は見たことなかった。阿吽の呼吸ってやつかな。俺も攻めきれなかったんだ]キース[でも、まだまだ粗があるから

同日ペガサスハンガーにて。

ニャアン[コレがマチュとシュウちゃんが戦ったMS?]

マチュ[右の方ね。めちゃくちゃ強かった!]

シュウジ[宇宙とは違う閉鎖空間とは言え僕とマチュの2機がかりでも攻めきれなかった。あんなのシイコさん以来だった]

3人がそう話していると、

ウラキ[キミらも相当だったよ]

3人の後ろからガンダムEXのパイロットのウラキ、そしてハイザックカスタムのパイロットのキースとドゥーが現れた。

ウラキ[あんな連携攻撃は俺は見たことなかった。阿吽の呼吸ってやつかな。俺も攻めきれなかったんだ]

キース[でも、まだまだ粗があるから"3人とも"鍛える…そうですよねブル大尉殿?]

ニャアン["3人"…私もですか?]

ドゥー[うん。マチュとシュウジはキース中尉とボクが。ニャアンはウラキ大尉とエグザべが訓練するよ〜]

マチュ[じゃあニャアンにも機体割り当てが?]

ドゥー[ボクのスタークジェガンのオーバーホールが終わったからソレを一旦貸すよ]

ニャアン[一旦ですか?]

ドゥー[今グラナダからトリントン基地へ向かってる機体が正式なニャアンの専用になる予定だそうだよ。うちの"お義父さん"はイズマでニャアンがクランバトルでジークアクスを使いこなしたの見てたから重いスタークジェガンより新しいのが良いと踏んだんだろうね。ま、これからは…覚悟してもらうよ諸君]

ドゥーが意味ありげに笑みを浮かべたのを見てマチュとニャアンは背中に嫌な汗が流れるのを感じた。

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