【全塗装仕上げ】1/144 HGUC シャア専用ザク

全塗装はもちろんのことですが、こちらで一番拘ったのは動力パイプの自作です。

キットのままだと軟質素材の1パーツで構成されているのですが、付け根の部分などは流用しつつ他をスプリングに差し替え、その上からプラパイプをカットしC面加工を施した物を通してパイプを再現してみました。

胴体のパイプに関しては写真のように一定の形状を保ってもらう必要があったため、スプリングの中には針金が1本通っています。

予め針金で形状を作ることで設定通りの再現が可能となりました。

頭部も再現したかったのですが、プラパイプとスプリングのサイズ的にどうしても合うものが見つからず断念していますorz

（塗分けで再現することによって抗っていますｗ）

《素組みとの比較》

スジ彫りの追加と面出しを中心に時間をかけてディティールアップをしました。

アンテナのシャープ化に加え、少しわかりにくいですが肩のトゲもシャープ化しています。

そしてジオン系の機体は丸みのあるパーツが多いためスジ彫りツールはカーバイトに加え、スプリングコンパスが大変役に立ちます。

曲面でのスジ彫りには個人的に必須です。ガイドテープも必要としないのでかなり強い。肩や脚部のスジ彫りで使っています。

･･･それにしてもパイプの仕上がりが良すぎてニヤリとしてしまいます←

自作したものが上手くハマった時のゾクゾクくるあの感覚はモデラーのみが味わえる感動だと思っています。

塗装に関してはRGのシャアザクの色見本を参考にしています。

RGとかMGは少し大人向けのキットなこともあるからなのか、色見本も少し複雑な塗料の組み合わせで再現してあるんですよね。

Mr.カラーにそんな名前の塗料あったっけ･･･？みたいなパターンも随分と見かけるので、店舗で探し出すのに中々苦労することがありますｗ

HGUCのリバイブ版はとにかくプロポーションが良いのでパチ組みに少し部分塗装をするだけでグッと完成度が上がる素晴らしいシリーズだと思っています。

これまで投稿した作品も含めてYoutubeで制作することがほとんどなので、ここまで読んでくれた方でご興味を持って頂けた方は是非チャンネルもご覧ください。

出張ベースの仕事をしているためかなり不定期ですが←

これを書いている現時点(2025年12月)では、生配信ではなく動画投稿用に制作しているキットがありますので、そちらも年内に載せる予定です。時間が許せばそちらも是非ご覧ください！

ではでは、今回はこの辺で！